2022.11.16 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅を建てたい方必見!注文住宅の相場について解説します!
「注文住宅を建てたいけど、どれくらいの費用がかかるのか分からない」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
注文住宅を建てる際は、どのような費用の内訳があるのかも把握する必要があります。
そこで今回は、注文住宅でかかる費用の内訳や費用を抑える方法などについてご紹介します。
□松本市周辺のお住まいの方へ!注文住宅でかかる費用の相場は?
注文住宅の相場は、3,000万円から4,000万円だとされています。
そして、注文住宅を建築する際の費用の内訳は大きく分けて3つあります。
1つ目は、土地代です。
土地を所有していない場合には、土地を購入するための土地代がかかります。
土地を購入する際は、手数料の支払いや税金の納付も必要です。
例えば、仲介手数料として土地代の5パーセントから10パーセント、土地代から仲介手数料と住宅ローン借入金を差し引いた残高金、印紙税などがかかります。
また、購入諸費用では土地代と住宅の建築諸費用の約6パーセントから10パーセントの費用を支払う必要があります。
2つ目は、建築費です。
建築費は、大きく「本体工事費」と「付帯工事費」の2つがあります。
本体工事費は、建物本体を建築するために必要な費用で、総工事費用の約8割にあたります。
一方、付帯工事費は建物本体以外にかかる費用のことです。
基本的に坪単価には含まれていないことが多いので、費用の内訳をきちんと把握せずに予算を越えてしまう方もいます。
予算を決めるときに、どのような費用がかかるのかを事前に把握しておきましょう。
3つ目は、諸費用です。
諸費用は、土地や建物の購入にかかる総額費用の1割にあたります。
また、自己資金で前払いになることがほとんどなので、頭金を用意しておく必要があります。
□建築費用ごとの注文住宅の特徴
建築費をどれくらいの予算にするかによって建てられる注文住宅の特徴が変わります。
ここでは、建築費用ごとに建てられる注文住宅の特徴をご紹介します。
*1,000万円台の注文住宅
建築費が1,000万円台の場合、コストカットしたシンプルな住宅になります。
また、外壁の表面積を少なくするために長方形や正方形などのシンプルな形の住宅になります。
屋根も、一方に傾く片流れ屋根が採用されることが多いです。
加えて、レンガやタイルなどの費用がかかる資材は使用できません。
屋内の設備についても安価なものが設置され、浴室乾燥機のような設備を設置するのも難しいです。
構造がシンプルなので、完成するまでの期間は短くなります。
*2,000万円台の注文住宅
2,000万円台では、1,000万円台よりも少々グレードが上がった資材や設備を使用できます。
希望によって外壁にタイルを使用したり、窓の数を増やしたりできます。
設備も最新のモデルを導入できますが、すべての希望を通すことはできないので、優先順位を決めておきましょう。
*3,000万円台の注文住宅
建築費3,000万円台の注文住宅は、希望するもののほとんどを実現できます。
住宅の形や敷地も有効活用でき、塀や柵を設置したり、床暖房を導入したりすることもできます。
住宅のすべてにこだわりたい方は、3,000万円以上の建築費用が必要だと考えておきましょう。
□相場よりも高い注文住宅の建築コストを抑えたいときの対処方法とは?
やはり、希望を詰め込みすぎると予算や相場よりもオーバーするケースもあります。
そこで、最後に少しでも建築費用を抑える方法をご紹介します。
1つ目は、延べ床面積をミニマムにすることです。
延べ床面積とは、建物各階の床面積の合計のことを言います。
一般的に、延べ床面積が大きいほど建築費用が高くなるので、延べ面積を最小限に抑えることで、建築費用を抑えられるのです。
部屋数を減らしたいけど、部屋数が足りない場合にはロフトの設置も検討してみましょう。
ロフトであれば、小さな子供の遊び場としても利用できますし、書斎や趣味のスペースとしても活用できます。
さらに、ロフトは延べ床面積に含まれないので、固定資産税の課税対象にもならないというメリットもあるのです。
2つ目は、凹凸が少ない外観にすることです。
建物の凹凸を少なくすることは、建築費用を抑えるのに有効な方法です。
いわゆる、1階と2階の造りをほとんど同じにする総2階建てが最も建築費用を抑えられます。
これは箱型・四角い家・キューブ型ともいわれています。
1階と2階の延べ面積を同じにすることで、壁や建材だけでなく基礎工事の費用が抑えられるので、総建築費用も抑えられます。
また、正方形に近い総2階建ては構造上、安定するので耐震性も向上します。
そのため、耐震対策にもこだわりたい方には、正方形に近い総2階建てがおすすめです。
□まとめ
今回は、注文住宅でかかる費用の内訳や費用を抑える方法などについてご紹介しました。
予算ごとで建てられる住宅が異なるので、ご自身がどこまでこだわるかで予算を決めるのも良いでしょう。
費用を抑える方法もぜひ参考にして、素敵な住宅を建ててくださいね。
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