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家づくりの豆知識

2021.06.16 家づくりの豆知識

松本市で注文住宅をお考えの方へ!勝手口を作る際のポイントについて解説します!

「キッチンの日当たりを良くしておきたい」
注文住宅を検討中で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
キッチンはリビングの奥に配置されることが多く、日当たりが悪くなるのが心配ですよね。
そんなときにおすすめしたいのが勝手口です。
今回は、勝手口のメリットと必要性、作る際のポイントを紹介します。

□勝手口のメリットとは

✳︎キッチンから外出できる

勝手口の持ち味は、外に出る手段が増えることです。
外に出る手段は玄関だけで十分だと考える方も多いかもしれません。
確かに、仕事やプライベートの外出が多い人はそれで事足りるでしょう。

しかし、家事をよくする方からすればその都度玄関から外に出ることが不便になることもあるのです。
例えば、キッチンから出た生ゴミを処理する時に玄関から外に出ていくことを考えてみましょう。

生ゴミの臭いがリビング、廊下、玄関に広がることは容易に想像できます。
それなら勝手口から外に出た方が良いですよね。
このように、キッチンから直接外に出られるのが非常に役立つときがあります。

 

✳︎日当たりや風通しの調整ができる

日当たりや風通しの調節ができるのも勝手口のメリットです。
勝手口を開くことで、簡単に明かりと空気を調節できるのです。
キッチンは冷蔵庫や食器棚など、大きな家具がたくさんあり、窮屈で殺風景な印象があります。
しかし、勝手口があることでキッチンに光が入り、明るい印象にできます。

また、見た目だけでなく、においの問題に関しても勝手口が解決してくれます。
キッチンで調理をしているときに、料理のにおいがキッチンに充満することはよくありますよね。
勝手口を開くことでそのにおいを外に逃せます。

 

✳︎玄関の代わりに使える

みなさんは、欧米の家庭において日常生活では勝手口、来客時には玄関を使うという考えが浸透していることをご存じでしょうか。
これは、靴が汚れた状態で帰ってきたときに玄関を使ってしまうと、玄関が汚れてしまい掃除する必要が出てくるからです。
このように、場面ごとに玄関と勝手口を使い分けると、玄関を常に清潔に保てるでしょう。

 

✳︎生活動線を増やせる

大人数で暮らしている方にとっては生活動線を増やせるのは非常にありがたいのではないでしょうか。
たくさんの方が家を出入りしている場面を考えてみましょう。
玄関しか外に出る手段がないと、混雑してスムーズに人が出入りできないですよね。

しかし、勝手口をつけておくとそのような混雑は回避できるので、より快適な暮らしを実現できます。
大人数で暮らしている方はぜひ勝手口を検討してみてください。

 

□勝手口の必要性とは

ここでは、勝手口をおすすめできるケースを3つ紹介します。
ここで紹介するケースに当てはまった方は、勝手口を便利に使いこなせるのでぜひ導入を検討してみてください。

1つ目は、駐車場とキッチンが近いケースです。
お米や調味料など、生活に必須な食料を購入したときに、重くて運ぶのに苦労したことがある方はいらっしゃいませんか。
女性や高齢者など、このような場面に遭遇したことがある方は多いはずです。
このときに勝手口がついていると、より短い距離で食料を運べます。

2つ目は、キッチンの裏で家庭菜園をしているケースです。
家庭菜園をしており野菜を収穫した場合に勝手口をつけていないと、それを玄関から家の中に運び込む必要があります。
しかし、そのときに土や泥が家の中で落ちてしまい汚れてしまう危険性があります。
その点、勝手口があるとこのようなことを減らせます。
なぜなら、勝手口から直接キッチンに運び込めるので手間を省けるからです。

3つ目は、ゴミ捨て場とキッチンが近いケースです。
先ほども申し上げたように、キッチンから出た生ゴミを外に出す際に玄関を経由していると、廊下やリビングににおいが充満してしまう恐れがあります。
その点、勝手口があると直接ゴミ捨て場にアクセスできるので、においに関する心配はなくなるでしょう。
玄関からゴミ捨て場までの距離があるという家庭は勝手口をつけることをおすすめします。

 

□勝手口を作る際のポイントとは

勝手口をつけることを決意された方に向けて、最後に作る際のポイントを3つ紹介します。

1つ目は、断熱性に注意することです。
せっかく、勝手口をつけても隙間から風が入ってきてしまうと人体に悪い影響があります。
気密性と断熱性に優れた勝手口をチョイスするようにしましょう。

2つ目は、庇(ひさし)を設けることです。
庇とは、出入口の上部によく設置される出っ張りのことを指します。
これがあると雨水が建物内に侵入することを防いでくれるでしょう。

3つ目は、火気の近くでカーテンを使用しないことです。
夜間にキッチンで照明をつけていると、外から様子が見えないようにカーテンを使用する方は多いですが、これは危険です。
なぜなら、調理中にカーテンを使用するとそれに引火してしまう恐れがあるからです。
そのため、キッチンのような火気がある場所ではカーテンは使用しないようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、勝手口のメリットと必要性、最後に注意点を解説しました。
勝手口を作る際のポイントを押さえて、快適な暮らしを実現してみましょう。
また、現在松本市で注文住宅をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。

 

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