□注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット
*注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅のメリットは、希望する土地で希望する間取りを実現しやすいことです。
家づくりの自由度が高く、壁紙やキッチンの設備なども気に入ったものを選べるので、こだわりがある方でも納得できる家づくりができます。
一方、デメリットは完成まで時間がかかったり、費用が高くなりやすかったりすることです。
注文住宅は、土地探しから始まり、契約・計画・建築まで自分たちも関わりながら進めていく必要があります。
契約から建築を始めて、完成するまでに約6ヶ月から1年かかる場合もあります。
見積もりや設計などを何回も打ち合わせする必要があるので、根気が必要です。
*建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅のメリットは、注文住宅と比較すると費用を抑えられることです。
入居時にカスタマイズしないなら、すでに家が建っているのでプラスの費用がかかることはありません。
また、土地探しが必要なく、販売を目的としているため立地条件が良い家が見つかりやすいです。
すでに家が完成しているので、契約から入居までの期間が短いのもメリットです。
すでに家が完成していて壁紙やキッチンなどを選べないので、こだわりがある方には向いていないかもしれません。
しかし、建売住宅は一般的に採用されている間取りで設計されているので、それほど不便に感じることはないでしょう。
□入居するまでの準備や期間の違い
先ほども少しご紹介しましたが、ここでは入居するまでの準備や期間はそれぞれどれくらいなのかをご紹介します。
注文住宅は建売住宅と比較すると準備することが多いので、入居までにはどうしても時間がかかります。
土地探しは3ヶ月から6ヶ月ほどかかるため、できるだけ早く始めることをおすすめします。
土地が決まれば間取りを考え契約しますが、その打ち合わせは10回以上になることもあり、土地購入から契約までは短くても3ヶ月、長ければ10ヶ月くらいかかります。
着工すれば、3ヶ月から6ヶ月で完成し、引き渡しとなります。
そのため、土地選びから始めるなら1年以上かかるでしょう。
建売住宅は予算や希望条件などが決まれば、そのまま物件探しを始めます。
購入する物件が決定したら、売買契約を結び、引き渡しとなります。
1ヶ月で引き渡しができることもありますが、多くの場合は4ヶ月で完了するでしょう。
□注文住宅と建売住宅どちらが良い?
これまでご紹介したように、注文住宅と建売住宅にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
せっかくのマイホームなのでこだわりたいという方は、注文住宅がおすすめです。
注文住宅は間取りや内装など、ほとんどすべてのものを自由に選択できるので、強いこだわりがある方に向いています。
建売住宅は誰でも住みやすい間取りとして設計されているので、自分で選べません。
それほどこだわりがない方は建売住宅で十分満足できるでしょう。
「子供の進学に合わせて新しい家に住みたい」「転勤に合わせて引っ越ししたい」などと入居したい時期がある場合には、建売住宅が良いでしょう。
しかし、入居したいタイミングが1年後やそれほど時期が決まっていない場合は、注文住宅でも間に合います。
入居するまで約10ヶ月あるなら、注文住宅を検討しても良いでしょう。
家を購入する際に住みたいエリアが決まっている場合は、その土地に建売住宅があるかどうか、注文住宅を建てられる土地は販売されているかどうかが選ぶポイントです。
建売住宅は、広い区画に多くの新築住宅を建てるため、再開発が進んでいるエリアに多く、希望するエリアが下町や開発余地のないエリアだと販売されていないことがあります。
注文住宅の場合も、建てたい場所に土地がない場合は当然建てられないので、希望するエリアに土地があるかどうかは重要です。
また、この他にも予算はどれくらいに設定するかで決めるのも1つの方法です。
□まとめ
今回は、注文住宅と建売住宅についてご紹介しました。
注文住宅は自由度が高いので、こだわりがある方におすすめします。
建売住宅はすでに建っている家を購入するので、しっかり内見をした上で購入するかどうか決めることをおすすめします。
また、当社では松本市を中心に注文住宅を建てておりますので、松本市に住まれる方はぜひお気軽にご相談ください。