2021.01.07 家づくりの豆知識
松本市にお住まいの方必見!注文住宅の失敗を避けるためのポイントをご紹介!
注文住宅を購入してから後悔する人は意外と多いです。
しかし、あらかじめ失敗例について知っておくことで基本的なミスは防げます。
今回は、松本市で注文住宅の購入を検討されている方に向けて、間取りの失敗を防ぐ方法、お金と土地選びのポイント、注文住宅を建てる際の全体的なポイントについてご紹介します。
□間取りで失敗しないためには
間取りを決めるときに知っておきたい、よくある失敗や注意点について解説します。
一戸建ての間取りで失敗しやすい例として、家事動線の悪さが挙げられます。
キッチンと洗濯機、浴槽と洗濯機、干す場所が遠いと生活動線に無駄が多く不便ですよね。
特に忙しい主婦にとっては、効率的に家事を進めることは重要でしょう。
また、玄関の近くにトイレがある場合、来客時には家族がトイレを使いにくくなって困るかもしれません。
寝室の隣に浴室がある場合も、家族がお風呂を使用する音で目が覚め、睡眠の質が落ちることになりかねません。
このように、水回りの位置にはしっかり注意を払うようにして下さい。
収納の面では、ある程度の収納スペースが必要です。
しかし、部屋数にこだわりすぎるあまり、収納スペースが少なくなることがあります。
これでは、部屋をすっきり片付けにくく、散らかりやすくなります。
一方、収納は面積だけを確保すればいいというものではありません。
奥行きが深すぎると、デッドスペースができやすいです。
収納する物を想定してから設置することが重要でしょう。
コンセントは、家電を使いたい場所にないと不便です。
コンセントの数は、延床の坪数の数が目安です。
家電を使用する場所を想定し、コンセントの数を決めましょう。
また、カビ対策も必須です。
特に、風通しが悪い家は、湿気がこもりカビが発生しやすいです。
一部屋に窓を二段設けるようにし、風通しをよくすることで対策しましょう。
□お金と土地選びのポイントについて
注文住宅を建てる時の注意点はいくつかありますが、今回は、お金の注意点と土地選びの注意点について説明します。
*お金の注意点について
近年は、金利の低下や頭金無しで住宅ローンが組めるようになったことが影響し、多額の住宅ローンを組む人が増えました。
しかし、借入金が増えるとその分、支払利息も増えるため、返済額が増え、毎月の返済が大変になります。
一般的には、頭金は2割必要だと言われますが、個々の家庭状況によって変わるでしょう。
最も重要なのは、綿密に資金計画を立て返済金額を無理のない金額にすることです。
現在の家計の収支を把握し、無理のない金額を決めましょう。
そして、希望する物件価格に諸費用を加え、そこから返済可能額を引いた金額が準備する頭金の額です。
この求められた頭金の額がなかなか貯められそうにない場合は、もう少し安い物件に変えた方がいいです。
今は苦しいが、将来収入が増えて楽になるから大丈夫だろうというような楽観的考えは持たないようにしましょう。
金利の上昇や教育費の高騰などで今よりお金がかかり、家計が逼迫する可能性もあるのです。
*土地選びの注意点について
土地選びの際は、以下の基準を確認しましょう。
希望する家が建つ大きさか、プランを立てにくい変形した土地でないか、地盤は弱くないか、日当たりはいいか、利便性はどうか、将来地価は上がるかです。
土地選びは、不動産会社やインターネットを通じて購入可能ですが、予算や希望条件に合うか確かめたい場合は、下見という流れになります。
下見の際は、広告と内容が合っているかチェックしましょう。
1回目は、不動産会社が現地まで案内してくれることが多いですが、複数回下見することがおすすめです。
2回目は、公共交通機関を使い現地まで直接行き、通勤通学時間や周辺環境を確認しましょう。
□注文住宅を建てる際の全体的なポイントについて
注文住宅を建てた後、後悔しないためにこれだけは抑えて欲しい5つのポイントについて説明します。
1つ目は、家と暮らしのイメージを明確に持つことです。
自分たちは、どんな家に住みたいのか、住んでからどんな暮らしがしたいのか明瞭にしておきましょう。
はっきりイメージできている方が、業者に希望の家を伝えやすく、業者も作りやすいため、理想に近い家が実現できます。
また、家づくりもスムーズに進みやすいでしょう。
2つ目は、あらかじめ注文住宅について勉強しておくことです。
注文住宅について考えるのは、煩わしく業者に全て丸投げする人もいます。
しかし、勉強して少しでも知識があれば、自分で主導権を握り判断できます。
本やインターネットを使い、悔いのないように勉強しましょう。
3つ目は、実際の家をたくさん見ることです。
実際に見ると写真や間取り図とは違い、明確にイメージしやすいです。
モデルハウスに行き担当者に直接質問したり、最近家を建てた友人がいれば会いに行き情報収集しましょう。
4つ目は、理想に近い家を建ててくれる業者を選ぶことです。
業者ごとに特徴があり、得意とする分野が違います。
自分たちの理想の家を建ててくれる業者を選択しましょう。
5つ目は、納得できるまで質問することです。
業者との打ち合わせでは、遠慮せず、自分が納得するまで質問、相談するようにしましょう。
そうすれば、こんなはずじゃなかった、もっとこうすればよかったなど後悔することは防げるはずです。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取りで失敗を防ぐ方法、お金と土地選びのポイント、注文住宅を建てる際の全体的なポイントについてご紹介しました。
初めて注文住宅を建てる方であっても、よくある失敗を理解しておくことで、悔いなく家を建てられるでしょう。
注文住宅を購入される際は、この記事を参考にして下さい。
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