2020.10.30 家づくりの豆知識
松本市の住宅会社が注文住宅の水回りについて解説します!
注文住宅を考えている方にとって、水回りは大事なポイントではないでしょうか。
毎日使うものですから、快適に使いたいですよね。
そこで今回は、注文住宅の水回りで重視してほしい点と選び方を紹介します。
□水回りの間取りの失敗例にはどのようなものがあるか
使いやすさを考えて間取りを決めたはずでも、実際に住んでみると失敗に感じることはあります。
いくつかその例をご紹介します。
まず1つ目は、ゴミ箱の置き場所を考えていなかった例です。
ゴミ箱は意外と場所をとる上に、使いやすくなければ作業がしづらいですよね。
分別することも考えると、大きめのスペースをとっても良いかもしれません。
2つ目は、コンセントの数が足りない例です。
冷蔵庫や炊飯器といった常に使うものに加えて、ミキサーやコーヒーメーカー用に案外多くのコンセントが必要です。
あとで後悔しないように、少し多いと感じるぐらいでちょうど良いかもしれません。
3つ目は、トイレの位置の関することです。
トイレは、家族にとって臭いや音が気になる所です。
1日に何度も使う場所でもあり、トイレに関する家庭内のトラブルを起こさないためにも、リビングから離れた場所に作ることをおすすめします。
他にも、書斎や勉強部屋からの距離も考えるといいかもしれません。
4つ目は、浴室の窓についてです。
浴室の窓を大きくして外の景色を見たいと思っても、住宅街では現実的ではありません。
というのも外からシルエットが見えることや、ガラスを割っての空き巣の侵入を考えると防犯上おすすめできないからです。
また、冬場はペアガラスにしても寒くなってしまいます。
□水回りの設計は実用性を重視しよう
水回りは毎日使う所ですから、使いやすさを意識して設計しましょう。
見た目が自分好みで魅力的なデザインの設備も、それが実用的であるかを確認しておくと良いでしょう。
例えば、収納の出し入れや掃除のしやすさは大事なポイントです。
キッチンは効率よく動けるように、動線を意識した配置にすることをおすすめします。
また、将来子供と一緒に料理がしたい方や、子供に料理を教えたい方も多いでしょう。
家族で一緒に使うことも考えて、余裕をもった広さにすると良いかもしれません。
□代表的な水回りの選び方を解説します
代表的な水回りとして挙げられるのが、キッチン、お風呂、洗面所、トイレです。
これらの設備は、こだわりたい方も多いですよね。
そこで、選ぶときのポイントを解説します。
*キッチンの選び方とは
キッチンを選ぶときのポイントはいくつかあります。
まず、キッチンの位置とスタイルです。
注文住宅なら、今人気のアイランドキッチンにできます。
しかし、奥行きの広いシステムキッチンを選ぶことになるため、標準仕様のシステムキッチンよりも大幅に追加で費用がかかってしまいます。
50万円程度の差額が発生する場合もあるため、こだわりがある方は気を付けてください。
また、キッチンメーカーによっても価格が大幅に違ってきます。
キッチンは基本的に定価販売しないものの、新商品は値下げ率が悪いことも多いです。
ご予算を考えながら、メーカーを選ぶことがおすすめでしょう。
また、食洗機の有無も大事なポイントですよね。
最近は、食洗機が標準仕様になっているため、必要ない場合は差額が引かれます。
食洗機はグレードを上げることで仕上がりが変わってくるため、日頃から使う家庭はワンランク上のものに変えても良いかもしれません。
いずれも標準仕様との差額は数万円であるため、検討してみてください。
*お風呂の選び方とは
お風呂は、ゆったりと過ごしたいですよね。
そのためには、バスルームの広さが重要なポイントです。
バスルームの標準的な広さは、1.0坪~1.25坪です。
これは、賃貸アパートに多い0.75坪よりも広いですが、お子さんがいる家庭は一緒に入ることを考えると少し窮屈かもしれません。
その場合、1.5坪タイプに変更するのがおすすめです。
浴槽の広さは、バスルームの広さとつながっています。
しかし、1.25坪と1.5坪では同じ浴槽の大きさになることが多いです。
その他に、形状や素材を選んでください。
人工大理石やアクリル製、ホーロー製などさまざまな種類があるため、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
*洗面所の選び方とは
洗面所は、広さが大事なポイントです。
家族が同じ時間に出かける準備をするときは、狭いと不便ですよね。
そのよう問題を解消するには、洗面台を2つ設置する方法がおすすめです。
スペースさえ確保できれば、そこまで高額なオプションではありません。
また、脱衣所と洗面所を別々にすることも考えてみてはいかがでしょうか。
家族が多い場合や女の子のお子さんがいる家庭は、こちらの方が気を遣う心配がありません。
収納スペースも確保でき、便利です。
*トイレの選び方とは
トイレは標準仕様の場合、0.5坪~0.75坪タイプです。
一般的には0.5坪でも十分ですが、手洗い場をつくる場合や介護が必要な方がいる場合は、もう少し広いものをおすすめします。
実際にモデルハウスで見てみると分かりやすいでしょう。
また、2階にもトイレを作ることをおすすめします。
夜間に1階まで降りることは危険です。
その上、家族が多い場合はトイレが多い方が便利です。
□まとめ
この記事では、水回りで重視してほしい点を紹介しました。
当社は、将来のことを考えた家づくりをお客様にご提案しています。
松本市で家を建てようかお悩みの方、お気軽にお問い合わせください。