2020.08.06 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅をお考えの方へ!リビングの広さはどう決める?
松本市で注文住宅をお考えの方で、リビングの広さをどうするかお困りの方はいませんか。
家づくりの中で、中核となるリビングの間取りは、どのくらいの広さで設計すると良いのでしょうか。
そこで今回は、松本市のハウスメーカーが注文住宅を建てる時のリビングの広さを詳しくご紹介します。
□リビングの必要性とは
はじめに、リビングの広さを考える前に、リビングの必要性を考えましょう。
なぜなら、リビングをどのような空間にしたいかで、リビングの間取りが大きく決定するからです。
リビングは、家族がコミュニケーションを図るために必要です。
つまり、家の中で、リビングは家族団欒の場所なのです。
そのため、家族が自然と集まるようなリビングの間取りを設計する必要がありますよね。
家族が自然と集まるためにはリビングをどのような空間にすれば良いのでしょうか。
それは家族がリビングに自然に集まるように、くつろげる空間を作ることです。
もしも、リビングが狭かったら人と人がぶつかったり、場所の取り合いが起きたりして、くつろげるスペースにはなりませんよね。
そのため、家族の人数を考え、家族全員がくつろげる広々としたスペースを作りましょう。
また、リビングが広い方が採光や風通しが良いです。
もしも、リビングが暗い状態だと雰囲気まで暗くなるし、湿気が多いと夏には熱中症の危険性があり、健康に悪いリビングに仕上がってしまいます。
そのため、明るい光や心地よい風が入るために、広々としたリビングがおすすめです。
リビングを明るく広々とすることで精神的なメリットも生まれます。
例えば、子供がリビングで勉強したり、遊び道具をリビングに持ってきて遊んだりすることで、子供がリビングにいる時間が長くなります。
そのため、親子のコミュニケーションの時間が増え、充実した生活が送れるでしょう。
□リビングの広さの目安について
注文住宅を設計する上で、リビングの広さの目安について、説明しましょう。
リビングの広さを決める時の参考にしてください。
一般的に、居室が1部屋の場合は8畳、2部屋に増えると10畳と言われています。
このことから、家族1人が増えると2畳分リビングを広くすると考えましょう。
つまり、2人家族の場合はリビングが10畳なので、4人家族の場合は、リビングを14畳で設計すると良いでしょう。
この広さの目安は、あくまでも最低限の広さです。
敷地や予算に余裕がある人は、これよりもっと広く設計しても構いません。
しかし、リビングを広くしすぎたことで、他の部屋が狭くなってしまって住み心地が悪くならないように気をつけましょう。
一方、敷地面積が狭く、この目安の広さが取れない方は、リビングに吹き抜けを作ったり、リビングに階段を設置したりすることで、視界を広げると良いでしょう。
リビングにインテリアや家具をいっぱい置きたいとご希望の方は、この広さの目安よりも広く設計することをおすすめします。
インテリアや家具を実際に置いてみると、圧迫感を感じたり、思いのほか窮屈に感じたりすることもありえます。
このように、家族の人数と注文住宅の敷地面積を考えて、リビングの広さを決めましょう。
何かご要望がある場合は、建築会社や設計士に必ず相談しましょう。
□リビングに取り入れたい間取りと設備の例について
リビングに取り入れたい間取りと設備の例を紹介しましょう。
1つ目の例は、リビング階段です。
近年では、リビング階段を設ける家庭が多いです。
リビング階段を設けることで、リビングが広く見えるメリットがあります。
リビング階段があることで視線が上向き、奥行きが生まれることが期待できるでしょう。
特に、吹き抜けと合わせて設計すると、より広々とした空間ができるのではないでしょうか。
そのため、敷地面積が狭く十分なリビングの広さが設けられない方におすすめです。
また、リビング階段を設置することで、2階に上がる時に必ずリビングを通るので、家族同士のコミュニケーションの機会が増えます。
子供が2階に行ったことを、しっかり確認できるので安心ですよね。
しかし、リビング階段を設置することで、冷暖房の効率が悪いデメリットがあります。
階段の入り口を塞ぐことや、冬は床暖房をつけることを忘れないようにしましょう。
2つ目の例は、回遊できるスペースを作ることです。
例えば、テレビボードの後ろに回遊動線を作り、収納を設けることで、リビングの物がすっきり片付くメリットがあります。
他には、玄関とリビングの間に回遊動線を設けて収納を作れば、帰ってきた後にすぐに靴や服を片付けられる利点もあるでしょう。
このように、回遊動線を上手く作って、収納場所を設けることで、スペースを有効活用できます。
□まとめ
注文住宅のリビングの必要性や広さについて紹介しました。
リビングは家族全員が集まり、くつろぎながらコミュニケーションを取る場所です。
そのため、リビングの設計は十分な時間を割いて、家族みんなが好む場所を作りましょう。
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