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2020.07.07 家づくりの豆知識

注文住宅のリビングに吹き抜けを設けたい方へ!吹き抜けについて松本市の業者が解説!

松本市で注文住宅をお考えの方はいませんか。
大変人気のある吹き抜け住宅ですから、メリット・デメリットを知りたい方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、松本市の業者がリビングに吹き抜けを設けたい方にメリット・デメリット、照明の考え方とポイントを解説していきます。

□吹き抜けのメリット

まずは吹き抜け住宅のメリットをご紹介します。
吹き抜けの最大のメリットはやはり、開放感のある部屋になる点でしょう。

吹き抜けをつくることにより、1階と2階のスペースが突き抜けるため、それに伴い自ずと天井が高くなります。
吹き抜けのある部屋で上を見上げると最上階にしか天井がないため、視線の抜けがよくなります。
また、一般的な家は多くの壁で部屋を仕切っているのに対し、吹き抜け住宅では壁が少ないため、広々と開放的に感じられます。

特に都市部の敷地が狭い家の場合、吹き抜けをつくると空間を広く見せられるようになるため、狭く見せないひとつの工夫として良いといえるでしょう。

吹き抜けは他にも自然の光が入る明るい家になるといったメリットもあります。
都市部などの住宅が密集している土地に家を建てると、隣家に阻まれて1階のリビングに思うように光が入ってこないことがあります。
日中でも電気をつけなければいけない家というのはできれば避けたいですよね。

しかし、そのような土地でも吹き抜けにすることで2階部分の窓から光を取り込めるので、部屋の奥まで明るくなります。
天窓で夜景を楽しむというのも素敵ですね。

また、コミュニケーションが取りやすくなるのも吹き抜けのメリットといえるでしょう。
これもまた、開放感と繋がるところがあるのですが、吹き抜けは家族の気配を感じやすいです。
一般的な住宅では1階と2階が階段を通さなければ繋がらず、リビングを使用することなく閉鎖的になってしまいます。

そのため、開放的な吹き抜けは、家族間のコミュニケーションが取りやすく、家族の気配を感じやすくなるのです。

 

□吹き抜けのデメリット

ここからは吹き抜け住宅のデメリットをご紹介します。

まず、あげられるデメリットは強度についての考慮が必要な点でしょう。
吹き抜けは一部分とはいえ部屋の床や壁をなくし合体させたつくりです。
合わせて窓を大きく取るケースもあるので、強度面充分な配慮が必要になります。
吹き抜けはバランスを欠く間取りになってしまうことが多いです。
このことを考えると、しっかりと強度をもった家を建てるのが良いでしょう。

また、間取りを考えるような初期の段階では、強度優先で検討すると良いでしょう。
上の階と下の階が突き抜けている吹き抜けは、冬の寒さが気になる場所になりがちなのでご注意ください。

空気は暖かいものは上方向に行き、冷たいものは下方向に行くという性質を持ちます。
せっかく温めた空気が上の階へ行ってしまえば、下の階にいる家族が寒い思いをしてしまいます。
対策としては床暖房を用いることがおすすめです。
床を暖めることで足裏から熱が逃げていくのを防ぎ、足元からポカポカと暖かさを感じられるでしょう。

また、照明の交換などのメンテナンスに手間がかかってしまうのもデメリットとなるでしょう。
吹き抜けの場合は天井が高いことが多く、電球交換に手間がかかってしまいます。
はしごや脚立を使って交換できる高さならなんとか交換できるでしょうが、それ以上の高さであれば交換は難しいでしょう。
対策としてLEDライトを使用し、交換頻度を少なくしたり、専門業者に相談をしたりして電球交換がしやすいようしてもらいましょう。

吹き抜けにすることで2階のスペースが小さくなるのもデメリットといえるでしょう。
本来であれば部屋になる部分を吹き抜けにするので、どうしても2階のスペースにしわ寄せがいってしまうケースがあります。

そのため、2階にたくさんの部屋を作る必要がある場合は、吹き抜けとあまり相性が良くないケースといえるでしょう。

 

□照明の考え方やポイント

実は吹き抜けの天井面に照明を必ず取り付ける必要はないことを知っておいてください。
そのため、メンテナンスも難しくなる天井に照明を必ず取り付ける必要はなく、必要な場所に必要な明かりを届けるように考えましょう。
そうすることで、メンテナンスの心配を防げます。

下から上を照らすことも良いでしょう。
リビングや玄関の吹き抜けでは、照明で空間の大きさや開放感をより表現できます。
例えば、光が下にしか向かない照明を使用すると、天井部分が暗く感じ、開放感が台無しになります。

反対に、吹き抜けの下から天井に向かって光りを照らし、視覚的な誘導を図るとおしゃれで開放感が増します。
特に手の届くような低い位置に設置する場合は、上から下に照らすように意識してください。

 

□まとめ

今回は吹き抜けを設けたい方にメリット・デメリット、照明の考え方とポイントを解説しました。
吹き抜け住宅のメリット・デメリットをご理解いただけましたでしょうか。
当社では注文住宅に関するご相談を随時受け付けております。
興味のある方はぜひ一度、お問合せください。

 

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