2020.06.16 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅を建てたい方へ!知っておきたい床材の種類をご紹介します!
松本市で注文住宅をご検討の方はいませんか。
注文住宅の住みやすいや内観の印象に大きな影響を与える床材ですが、何気なく選んでしまうと、失敗してしまうことがあります。
そこで今回は床材の種類の種類と特徴、場所別におすすめの床材、目的別におすすめの床材、これら3点をご紹介します。
□床材の種類と特徴
初めにいくつか床材の種類を見ていきましょう。
まず、ご紹介するのは無垢材のフローリングについてです。
フローリングの場合、自然な木材だといわれるのは無垢材であり、無垢材以外の素材でよく使われるのが集成材と呼ばれます。
無垢材は丸太から切り出した自然な状態のままの木材のことであり、合成されたものではありません。
無垢材のフローリングは、なんといっても木目や天然の風合いが魅力でしょう。
よく使用されるのはサクラやブナ、ナラなどの広葉樹とスギやヒノキなどの針葉樹です。
肌触りがやさしく、調湿、保湿性に優れています。
時間が経って傷ができたり色が変わったりしても、独特の味を感じます。
肌触りも良く、冬場に裸足で歩いたとしても暖かさを感じる点が人気の理由といえるでしょう。
次に紹介するのは複合フローリングについてです。
複合フローリングとは基材の表面に化粧シートを貼り合わせた床材のことです。
化粧シートには木目模様などが印刷されており、複合フローリングは一般的な住宅の主流となっています。
無垢材と違い、湿度に左右されないので、反ったり割れたりということはありません。
また、飲み物などをこぼした場合でも掃除がしやすく、小さい子供がいる家庭でも安心して使用できます。
しかし、無垢材のような調湿・保湿効果は少ないのでご注意ください。
風合いや色合いを楽しむというよりは、利便性やコスト面で優秀な素材のため、床材にはなによりも利便性やリーズナブルさを求めている方にはおすすめです。
フローリングの他にもタイルはどうでしょうか。
タイルは硬い素材なので、家の中というよりは玄関や土間向きといえるでしょう。
ひんやりとした感触なので、素足で触れないスペースに使われることが多いです。
ちなみに、このひんやり感が好きだというお客様もいらっしゃいます。
また、最近ではキッチンの床だけタイルに変えて雰囲気を変えるお家も増えています。
水に強いので、水を流してゴシゴシとデッキブラシなどで磨くこともできますよ。
□場所別おすすめの床材
ここからはより具体的に場所別におすすめの床材をご紹介します。
まず、リビングに向いている床材を見ていきましょう。
リビングはお客様を迎える場所ですから、ゆっくりくつろげる床材が良いでしょう。
快適さを求めるのなら、カーペットやフローリングがおすすめです。
また、ホワイトカラーの床は見た目以上に広く見える効果が期待できるため人気があります。
ただし、硬い素材は足が疲れてしまうので避けましょう。
無垢材ではカリン、イペはかなり硬いです。
裸足で気持ち良いフローリング材はウォールナットが代表的だといえるでしょう。
続いて洗濯機やキッチンなど水回りにおすすめの床材を見ていきましょう。
やはり、水回りで求められるのは、水に強い・汚れに強い・手入れしやすいといった機能性ではないでしょうか。
水回りは生活していると毎日使うものですから、お手入れは簡単な拭き掃除で済むようなクッションフロア、加工をした複合フローリングが最適でしょう。
キッチンやトイレ、洗面所は廊下などに比べて壁紙や床材を個性的に選びやすい箇所といえます。
システムキッチンや便器、洗濯機だけでなく、洗面台などと調和の取れた色合いの床材にすると統一感が出るため、おすすめですよ。
□目的別におすすめの床材
続いて目的別におすすめの床材についてご紹介します。
まず、木の肌触りを楽しみたいという方に向けての床材を見ていきましょう。
木のさらりとした肌触りや温もりを感じたいという方には無垢フローリングがおすすめします。
先ほども説明しましたが、無垢フローリングは天然なため、肌触りも良く、冬場に裸足で歩いたとしても暖かさを感じるほどの温もりを持っています。
次に、床材のコストを抑えたいという方におすすめの床材を見ていきましょう。
コストを抑えたい方は、複合フローリングを選ぶと良いでしょう。
無垢フローリングほど工事に手間がかからないので、建築コストを抑えられます。
メンテナンス費用を抑えられる点も魅力です。
コストを抑えつつ無垢フローリングの雰囲気を楽しみたい方は、挽き板フローリングを選ぶとよいでしょう。
ややコストは上がりますが、無垢材に似た雰囲気を楽しめます。
□まとめ
今回は床材の種類の種類と特徴、場所別におすすめの床材、目的別におすすめの床材、これら3点をご紹介しました。
床材について詳しく理解していただけたのではないでしょうか。
当社では注文住宅に関するご相談を随時受け付けております。
この記事を参考にしていただき、最適な床材をご検討ください。
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