2020.05.30 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅をお考えの方へ!キッチンの特徴を種類ごとに解説します!
松本市で注文住宅をお考えの方へ。
決めることが多い注文住宅の中でも、キッチンは様々な形態のものがあり、どのような種類があるのかわからないですよね。
そして、納得して選ぶために、各形態の良い点と悪い点について整理しておくべきでしょう。
今回は、代表的なキッチンの種類とその特徴について解説します。
□アイランドキッチンのメリットとデメリットとは
アイランドキッチンは、キッチンが壁に面していない形態です。
壁から離れて島のようになっていることからその呼び名が定着したと言われています。
では、このタイプのキッチンの特徴はどのようなものが挙げられるでしょうか。
メリット、デメリットに分けてご紹介します。
*メリット
まずメリットとして挙げられるのはやはり開放感です。
壁に向かって作業するよりも、リビングの広い空間を見ながらの方が広々と感じられるでしょう。
また、キッチンの周りを動き回れるというメリットも挙げられます。
料理や食べ終わった食器を運ぶ際に、量によっては1人で何回も往復することになるでしょう。
その点、このタイプのキッチンは両側から入っていけるため、複数人で運ぶこともできます。
当たり前かもしれませんが、食事スペースからの距離も近いため運ぶ手間は軽減されます。
さらに、料理する人と他の家族の間でのコミュニケーションを取りやすいというメリットも挙げられます。
やはり、家族とのコミュニケーションがあるのとないのでは気持ち的に違いますよね。
それが毎日のこととなれば、大きな違いになるはずです。
他に挙げられる利点は、そのデザイン性の高さでしょう。
家のデザインにこだわる方が選ぶ傾向にあるため、必然的にデザイン性の高いものが多くなっています。
食事用の机と一体となっているものもなど、様々な形のものがあるのも特徴ですね。
*デメリット
一方デメリットとしては、場所をとってしまうことが挙げられます。
やはり、壁に向かってキッチンを設置するよりはスペースが必要です。
リビングが狭い場合、キッチンが大きくなりすぎて失敗することもあります。
大きさのバランスには注意してください。
また、汚れや臭いがリビングまで流れやすいことは欠点の1つでしょう。
これは構造上どうしても避けられない問題でしょう。
気になる方は、油はねを防ぐためのガードを置く、換気扇を性能の高いものにするなどの工夫をするべきでしょう。
さらに、リビングから良く見えることもデメリットになり得ます。
キッチン周りは、どうしても汚れてしまいがちですよね。
調味料や調理器具でごちゃごちゃしてしまうこともあるかもしれません。
そのような場合、キッチンが良く見えることが逆にデメリットとなります。
日々の掃除に力を入れるか、料理グッズのための収納を充実させるなどの工夫が必要でしょう。
□ペニンシュラキッチンのメリットとデメリットとは
ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと似ていますが、片方の端が壁に面している形態です。
壁からキッチンがせり出していて半島のような形であることから、ペニンシュラと呼ばれています。
このタイプは良くも悪くも、アイランドキッチンと一般的な対面型のものの中間の特徴を持ちます。
良い点は、やはり開放感です。
アイランド型ほどではないものの、部屋を十分に見渡せます。
また、臭いと汚れが広がりやすいという、アイランド型の弱点をカバーできるのも特徴です。
臭いを抑えやすい理由は、高い性能の換気扇を採用できる可能性が高いことです。
壁に面しているぶん、選択の幅が広がるためです。
油はねによる汚れも、コンロを壁近くに配置すれば抑制されるでしょう。
実はこのタイプのキッチンは、アイランド型よりも多くの方に採用されています。
メリットとデメリットのバランスが取れていることが人気の理由でしょう。
□L型キッチンのメリットとデメリットとは
L型のキッチンとは、名前の通りキッチンの形がL型になっているものです。
*メリット
1番のメリットは、作業効率が高まることでしょう。
コンロやシンクなどがL型に配置されていますと、作業の際の移動距離が短くなりますよね。
動線の短さは作業効率に直結します。
また、臭いや油はねの拡散に強いことも魅力です。
対面のL型の場合も、コンロをリビングと隔離できる配置にすれば対策できるでしょう。
*デメリット
デメリットは、L型の角が死に地になってしまいがちという点です。
角の部分は、どうしても体との距離があることから、使わなくなる方が多いです。
有効活用すれば便利なスペースですが、ただの物置になってしまってはもったいないですよね。
また、広いスペースが必要となることにも注意しましょう。
□まとめ
キッチンの種類とその特徴についてご紹介しました。
開放感と、出入りのスムーズさを重視するならやはりアイランドキッチンがおすすめです。
そのメリットに加え、臭いや油はねといったデメリットをカバーするのはやはり、ペニンシュラ型でしょう。
L型を採用すれば、作業効率の向上が見込めますね。
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