2020.04.06 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅を検討中の方へ!間取りの決め方をご紹介します!
注文住宅を建てようとお考えの方で、どのように間取りを決めたらよいのかで悩んでいる方もいらっしゃると思います。
事前に間取りを検討する際のポイントや、間取りの決め方の失敗例を知っておきたいですよね。
そこで今回は、注文住宅で間取りを決めるときに押さえておくべき点を中心に解説します。
□間取りを考える際のポイント
*住宅用語について
ポイントを解説する前に、少し住宅用語について触れておきます。
住宅の間取りを考えるときに、〇LDKなどといった用語を目にすることになるでしょう。
その用語の中でも特に重要なものをここで紹介します。
間取り図を読む際に参考にしてください。
・LDKはリビング、ダイニング、キッチンの頭文字をつなげたものです。
例えば3LDKであれば、3つに部屋とLDKという意味になります。
・ウォークインクローゼットは、人が中に入って物の出し入れをできるくらいの広さのクローゼットのことです。
・居室は、日常的に過ごす部屋のことです。
住宅ではLDや寝室がそれに相当します。
・納戸とは、独立している物入れ専用の部屋のことです。
また、サービスルームやSと表現されることもあります。
*間取りを考える際に重要なこと
それでは次に、間取りを考える際に気を付けるべきポイントについて解説します。
まず考える必要があるのは、その間取りが土地の形状にあっているかです。
土地の方角や家の前の道路の位置を正確に把握することが重要になってきます。
例えば、玄関が道に接している向きと逆向きだったら不便ですし、防犯的にも望ましくありません。
また、家族なかで優先順位を確認するのも重要です。
家族のなかで要望を決める際、なかなか決まらず大変な場合もあります。
土地のスペースには限りがありますから、家族の中である程度優先順位を決めて、全員が納得できる間取りにしたいですよね。
さらに、生活動線を意識して間取りを決めるのも大切なポイントになります。
家族一人ひとりの日ごろの動きをイメージして、情報を整理してみるのがよいでしょう。
□間取りを決める際の注意点
間取りを決める際には注意するべき点がいくつかあります。
まず、収納スペースに関する注意点です。
収納スペースに必要な面積がどのくらいなのか把握していない方も多いのではないでしょうか。
収納スペースを決める際に大切なのは、その収容量と収容スペースを配置する場所です。
日常的に使うものは部屋の中の収納スペースに、使用頻度の低いものは納戸やロフトなどの収納スペースに保管するのがよいでしょう。
次に、吹き抜けに関する注意点です。
外の光を取り入れにくい場合、リビングなどを吹き抜けにすることを考える方もいらっしゃいます。
確かに、吹き抜け部分を作ることで室内をより明るくできるでしょう。
しかし、天井が高くなったことでライトが床まで届きにくくなる、冷暖房の効率が悪くなるなどのデメリットもあります。
このように、吹き抜けを検討する際はそのメリットデメリット両方をしっかり考慮するのがよいでしょう。
最後に、コンセントの配置についてです。
コンセントの配置を失敗したという声をよく聞きます。
家の間取りを考えるときに生活動線を意識し、家電の場所を想像しておくと、コンセントを配置するべき場所がわかると思います。
例えば、料理をよくする方であれば、キッチンのコンセントは多めの方が便利でしょう。
ミキサーやオーブンなど、キッチンには家電がたくさんあり、おのずとコンセントの数も必要になってきます。
□間取りの決め方の失敗談
注文住宅は自由に間取りが決められるがゆえに、間取りを失敗してしまうケースもあります。
ここでは、過去に注文住宅を建てた方の失敗談をいくつかご紹介します。
事前に失敗しやすい事例を押さえておいて、いざ家を建てるときに後悔しないようにしましょう。
最初の失敗談は、リビング階段の設置についてです。
お洒落だと思ってリビング階段を作った結果、子どもが登ってしまうのでけがをしないか心配になるそうです。
お洒落を意識するのも良いですが、将来こどもができたときのことも考えておくとよりよい選択ができます。
次は収納スペースについてです。
思ったより収納が少なく、部屋中にものがあふれてしまっているという意見がありました。
当初の予定よりも、ものが多くなって収納スペースが足りなくなることが考えられるので、収納は少し大きめに考えておくと良いでしょう。
また、洗面所の位置やトイレの位置を失敗したという声も聞きます。
間取りを決める段階で、過去の失敗談を参考にして、後悔のない間取りを設計したいですね。
□まとめ
今回は、注文住宅で間取りを決める際に気をつけるべきポイントを解説し、間取りに関する失敗談をご紹介しました。
注文住宅は、間取り設計の自由度が高いのが良いところです。
この良さを生かすためにも、間取りを決める際に気を付けるべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
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