2023.09.06 家づくりの豆知識
注文住宅をお考えの方へ!ワークスペースを作って自宅を快適な仕事場に!
注文住宅を建てるメリットと言えば間取りの自由度が高いことが挙げられますが、中でも在宅勤務が多い方におすすめの間取りがワークスペースです。
今回は、ワークスペースを設置する際に知っておいていただきたいポイントについてご紹介します。
ご自宅に作業場がほしいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□注文住宅でワークスペースはどのように設置する?
注文住宅でおすすめなワークスペースとはその名の通り、作業するための専用スペースです。
リモートワークが中心の会社にお勤めの方やフリーランスでご自宅で仕事をしている方などは、ワークスペースで仕事環境を整えることで、より仕事に集中できるようになります。
ワークスペースの取り入れ方はさまざまですが、主に2つの方法があります。
1.ワークスペース用の個室を作る
まず代表的なのが、独立した個室の形でワークスペースを設置する方法です。
個室はより防音が期待できるのでオンラインミーティングが多い方や仕事に集中したい方、完全に仕事とプライベートを分けたい方におすすめです。
ただし1個室分敷地が必要なので、居住スペースを圧迫してしまう可能性があります。
2.メインルームの一角やデッドスペースを活用する
一方、リビングのような広い部屋の一角を整備してワークスペースにする方法もあります。
リビングの中でも端の方なら気にならないという方も多いですし、個室のようにスペースを広くとる必要もないので、省スペースで良い方はこちらの方法をおすすめします。
また、もし階段下のようなデッドスペースが空いているなら、デッドスペースをワークスペースに活用するのも方法の1つです。
ただし生活音がすぐ近くから聞こえるので、生活音で集中できない方やオンライン会議が多い方は採用を控えた方が良いかもしれません。
□ワークスペースに適した広さは?
ワークスペースを設ける時、特に個室で設置するなら広さの目安は知っておきたいですよね。
ワークスペースの平均的な広さは2~3畳ほどです。
かなりコンパクトに感じるかもしれませんが、作業用のデスクと椅子があれば基本作業は成立しますし、椅子を引くスペースがあれば出入りも問題ありません。
もし狭くて圧迫感を感じるようでしたら、3畳で採用してみてください。
また、ワークスペースには小さくても窓を設けておくと、明かりを取り入れられて開放感が生まれるのでおすすめです。
□ワークスペースを設置する際のポイント
*ワークスペースの設置場所をよく考える
ワークスペースは設置場所によって作業環境が大きく異なります。
音の少ない静かな場所で作業したいなら寝室付近、子どもの様子を見ながら作業したい場合はリビングというように、希望に合わせて設置場所を考えましょう。
さらに仕事上自宅に来客が多く訪れる際には、玄関近くにワークスペースを設置すると、プライベートの空間を他の人に見られることなく打ち合わせなどに臨めます。
また、ワークスペースに造作のテーブルを備え付けるのはあまりおすすめできません。
もし作業環境を変えたいとき、机が動かせないと融通が利かないからです。
デスクはできるだけ可動のものにして、環境を変えたいと思ったときに変えられるようにしておいてください。
*防音対策をしっかり行う
特に仕事で作業音が大きくなりがちな方は、ワークスペースに防音設備を設けることを強くおすすめします。
家の中は想像以上に音が響くので、作業中の音で小さなお子様やお昼寝中の家族が起きてしまうなどの悩みが出てくる可能性があるからです。
*将来のライフスタイルも考えておく
今はワークスペースとして活用できても、いつか仕事を辞めてワークスペースを使わなくなってしまうともったいないですよね。
将来も利用できる間取りに設計しておけば、そんな心配も必要ありません。
老後の居場所として活用するなら、ドアを車いすも通れる幅にしたり、トイレやお風呂などの生活空間を近くに置いたりするのも選択肢の1つです。
まだ早いと思う方もいらっしゃるでしょうが、今から将来を見据えておけば長く居心地の良い暮らしができる家ができます。
*遊び心も取り入れてみる
ワークスペースとは言え、せっかくプライベートな空間に自由な間取りで設けられるので、少し遊び心を入れてみても良いかもしれません。
ワークスペースを秘密基地のような場所にしたいとご希望の方は、大きな本棚の裏に書斎を作ったり、内装に家の雰囲気と異なるお好みのアクセントクロスを採用してみたり、自分だけのスペースを存分に楽しみましょう。
好みの空間にすることで、より仕事が捗ることもあります。
□まとめ
ワークスペースは家になくても困らないかもしれませんが、あると想像以上に使い勝手が良いおすすめ間取りです。
リモートワークにも使えますし、趣味の部屋としても実用的で活用方法が無限大なのが魅力的です。
ワークスペースを設ける際には、設置場所や防音対策をよく考え、将来を見据えながら設計してみてください。
将来について考えるのが難しい方は、松本市の注文住宅に自信のある当社と一緒に考えましょう。