2023.06.06 家づくりの豆知識
注文住宅を検討中の方へ!プロジェクターでシアタールームをつくりませんか?
「おうち時間も増えたことだし、家での生活をもっと充実させたい」
このような思いを抱えてはいませんか。
そんな方におすすめなのが、ご自宅でも臨場感をもって映画やドラマを楽しめる「シアタールーム」。
プロジェクターを使用するだけで、まるで映画館にいるかのような感覚で映像・音響を楽しめます。
今回は、注文住宅で快適なシアタールームを作るうえでのポイントをご紹介します。
憧れのシアタールームをご自宅に作って、最高のおうち時間を叶えましょう。
□プロジェクターを活用したシアタールームの魅力とは?
「シアタールームってなんか素敵」と漠然とした憧れを持っている方は多いかもしれませんが、具体的にはどのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、ご自宅にシアタールームを設置する5つの魅力についてご紹介します。
1.大画面・大迫力で映像・音響を楽しめる
シアタールームを作れば、テレビでは感じられない臨場感を味わえます。
映画館に行かずとも、大画面・大迫力で映画やドラマを楽しめるので、日々の喧騒から離れて至福のひと時を味わえるでしょう。
2.周りを気にせず楽しめる
リビングにあるテレビでは周りにいる家族のことも気にかける必要があるため、部屋を暗くできなかったり、大音量を楽しめなかったりすることもあるでしょう。
専用のシアタールームを作れば、周りを気にする必要がないので、最高のシチュエーションで映像に没頭できます。
3.時間に縛られずいつでもエンタメを楽しめる
映画館では上映時間も決まっていますし、「見たい」と思った映画が上映しているとは限りませんよね。
自宅であれば、いつでも見たいときに見たい映画が見られるのでおすすめです。
4.映画鑑賞以外の楽しみ方もできる
シアタールームの楽しみ方は、何も映画鑑賞に限ったことではありません。
大画面を使ってテレビゲームを楽しんだり、防音を活用して日々のストレスをカラオケで発散したりと、使用用途が広いこともシアタールームの魅力の1つです。
5.機器をいちいち設置・片付けする必要がない
プロジェクターさえあれば、シアタールームを作らなくてもリビングで映画鑑賞を楽しめますが、準備・片付けをする手間がかかってしまいます。
専用のシアタールームであれば、いつでも手間をかけずに映画を楽しめるので、見たいと思った瞬間にすぐに見られることも大きなメリットです。
□注文住宅でリビングシアターをつくるために確認すること
快適なシアタールームを作るうえでは、いくつか確認しておくべきことがあります。
ここからは、理想のシアタールームを叶えるためのチェックポイントについてお伝えします。
*間取り
大迫力で映画鑑賞を楽しむためには、画面の大きさに合わせて十分なスペースを確保する必要があります。
80インチのスクリーンであれば6畳程の広さがあれば十分楽しめますし、100インチの大画面であれば8〜10畳ほどの広さが必要になるので覚えておきましょう。
*電源・配線のとり方
音は回線環境にとても敏感なものなので、選りすぐりの音響機器を使用していたとしても、配線や電源の取り方で聞こえる音に大きな影響が出てしまいます。
他の家電と一緒の電源を使用してしまうと、音響機器に影響が出る可能性があるので、できれば音響機器専用の電源を取るか、同じ回路で他の家電を使わないようにしましょう。
*音漏れ対策
大音量で映像を楽しむためには、周囲への音漏れや外部から音が侵入してくるのを防ぐために、防音対策をしなければいけません。
壁材の下に防音材や吸音材を敷いたり、建具に防音ドアを採用したりして、音漏れに対してはしっかり対策を取っておきましょう。
*照明器具の設置位置
天井に取り付けるシーリングライトが大きめのものだと、プロジェクターの光が照明に遮られてしまう可能性があります。
思う存分映画鑑賞を楽しむためには、シーリングライトの位置を変えたり、天井に埋め込むタイプの「ダウンライト」を使用したりして、プロジェクターの光が邪魔されないようにしましょう。
□失敗例からわかる注意点
最後に、せっかく取り入れたシアタールームで後悔しないために、注意してほしい3つのポイントについてお伝えします。
設置したシアタールームが悩みの種にならないように、失敗例から注意点を学んでおきましょう。
1.音漏れのせいで大音量が出せない
「シアタールームを作ったはいいけど、他の部屋に音が漏れすぎていて、あまり音が出せない」
そのような声をよく耳にします。
快適なシアタールームを作るうえでは何よりも防音対策が必須になるので、防音材や吸音材を入れたり、窓を二重のものに変えたりして、室内だけで音をとどめられるようにしましょう。
2.光が入ってスクリーンが見づらい
プロジェクターで映像を映し出す以上、外から光が入り込んでしまうと、映像がぼやけて見づらくなってしまいます。
特に、窓のある部屋にシアタールームを作った場合は外から差し込む光が問題になるので、暗めの壁紙や遮光カーテンを使って、少しでも外部から入り込んでくる光の影響を取り除きましょう。
3.結局活用できていない
非常にこだわって取り入れたシアタールームも、数年経つとほとんど使われなくなってしまうケースは少なくありません。
お金とスペースをかけて作ったシアタールームで頭を悩ませないためにも、シアタールームを作る前に「生活の中でシアタールームを使えるだけの余裕があるのか」や、「数年経ったら飽きてしまわないか」について、きちんと家族で話し合いましょう。
□まとめ
ご自宅にいる時間が増えたからこそ、いかにしておうち時間を楽しめるかが、今の世の中ではとても大切になっています。
日々のストレスを忘れて思いっきり映画鑑賞を楽しむためにも、音漏れと光漏れ対策を十分に施した、完璧なシアタールームをご自宅に作ってみてはいかがですか。
松本市周辺でシアタールームのある注文住宅に憧れを抱いている方は、当社までお気軽にお問い合わせください。