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家づくりの豆知識

2023.02.23 家づくりの豆知識

注文住宅を建てるなら屋根にこだわりましょう!ポイントを解説します!

注文住宅を建てる際、大きなポイントとなるのが屋根です。
屋根にはさまざまな役割と形状があります。
しかし、それぞれの形状でどのような特徴があるのかあまり知らないという方も多いでしょう。
そこで、今回は屋根の役割と形状、屋根選びのポイントについて紹介します。
 

□住宅における屋根の役割とは?

 
屋根は、「家を守る」という役割がありますが、実は他にもさまざまな役割を持ちます。
主に5つの役割があり、「風雨や直射日光を遮る」「台風や集中豪雨などの自然災害から家や人を守る」「外観を良くする」「室温が上がるのを防ぎ、快適な温度で過ごせるように保つ」「太陽光発電ができる」です。
 
屋根は本来風雨をしのぐものですが、住環境を追求していくにつれて家のデザインや快適性を高めるものとしての役割を果たすように変化してきました。
さらに、約20年前から屋根は太陽光発電のパネルの設置場所として利用されるようになり、省エネにもつながっています。
 

□屋根の形状について

 
屋根の形状によって特徴は変わります。
ここでは、日本で主流の屋根の形状についてご紹介します。
 
1つ目は、切妻屋根です。
2枚の面が頂上で合わさり、日本で最も人気のある三角形の屋根です。
「三角屋根」と言われることもあり、設計がしやすく費用を抑えやすいです。
 
太陽光パネルを設置する場合は、日照条件が良い南側に設置するのがおすすめです。
東西しか設置できない場合は、枚数を増やすことで対応できます。
 
2つ目は、片流れ屋根です。
1枚の面を立てかけるように設置した屋根です。
狭い敷地でも圧迫感を起こすことなく収まります。
 
また、メンテナンスもあまり手間がかからないので、人気のある形状です。
太陽光パネルの設置については、屋根が2枚に分かれていないので設置面積を十分確保できます。
 
3つ目は、陸屋根です。
水平の屋根で、「フラットルーフ」とも言われています。
屋上をバルコニーとしても活用でき、最近人気のある形状です。
 
しかし、水はけが悪いというデメリットがあるので注意が必要です。
太陽光パネルについては、方角はこだわる必要はないものの、防水処理や強風対策の必要性が高いので、条件によっては設置が難しい場合があります。
 
4つ目は、寄棟屋根です。
4枚の面を頂上で合わせ、立体的になっている屋根です。
屋根の枚数が増えるので、費用はかかりますが、1枚ごとの面積は小さくなるので雨や雪が蓄積しにくく、屋根の負担が軽減されます。
 
太陽光パネルについては、方角が重要です。
三角形の太陽電池モジュールを利用して発電量を増やせます。
 

□注文住宅の屋根を選ぶ際に注目すべきポイント

 
ここまで屋根の役割と形状について紹介してきました。
では、どのようなポイントに注目して選ぶべきなのでしょうか。
 
1つ目は、耐久性です。
屋根の大きな役割は、風雨から建物や人を守ることです。
屋根の耐久性がなければ、雨漏りや崩落などが起きる可能性があります。
そのためには、長年の過酷な状況に耐える耐久性が必要です。
 
2つ目は、防水性です。
日本は大量の雨が降るので、その雨から守る防水性が必要です。
しかし、防水機能は劣化していくので、メンテナンスが必須です。
 
3つ目は、遮熱・断熱性です。
屋根は日光を遮断する役割もあるので、屋根の遮熱性が高いと夏でも室温が上がるのを防げて、エアコンの費用も抑えられるでしょう。
それだけでなく、紫外線を遮断する効果も期待できます。
 
4つ目は、防音性です。
屋根を「フタ」として考えると、外の音を遮断する防音性に注目する必要があります。
車や電車の音や雨が屋根に当たって発生する音が響かないかどうかも屋根を選ぶ必要があります。
 
5つ目は、耐火性です。
万が一、火事が発生したときに屋根に耐火性があれば屋根に火がついたとしても、延焼するまでの時間を稼げます。
近隣に燃え移る危険性を低減させるのにも有効です。
 
6つ目は、耐震性です。
日本は地震が多い国なので、地震対策は必要不可欠です。
強い地震が起きても耐えられるか、屋根の素材や重量などに注目して耐震性に優れた屋根を採用することをおすすめします。
 
7つ目は、価格です。
質の良い屋根を選ぶとどうしても予算以上の費用がかかることがあります。
屋根を選ぶときは、価格にも注目し、家全体の予算の中できちんとバランスが取れているかを確認しましょう。
どの機能性を重視するのか、どの部分を諦めるのかを決めることも、より良い住宅を作るために重要です。
 
この他にも、デザイン性やメンテナンス性が挙げられます。
屋根は家の雰囲気を決める部分なので、デザイン性にも注目しましょう。
また、メンテナンス性については、コストパフォーマンスに目を向けると良いでしょう。
 

□まとめ

 
今回は屋根の役割と形状、屋根選びのポイントについて紹介しました。
屋根を選ぶ際は、耐久性や防音性などのさまざまなポイントに注目しましょう。
また、屋根の形によっても特徴が大きく変わるので、ご自身が理想とする機能性や雰囲気で選ぶと良いでしょう。
また、松本市で注文住宅を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。
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