注文住宅でペットと暮らすための工夫をご紹介

家づくりの豆知識

2022.12.30 家づくりの豆知識

注文住宅でペットと暮らすための工夫をご紹介

注文住宅を建てる際は、人だけではなく、大切な家族の一員であるペットも快適に過ごせる環境を用意してあげたいものです。
そのためには、ペットが快適に過ごせる環境を把握し、間取りに反映させる必要があります。
そこで今回は、松本市にお住まいの方へ注文住宅でペットと快適に暮らすための工夫をご紹介します。

□ペットと暮らす注文住宅を建てる際のポイントとは

ペットと暮らす時は、ストレスがかかってしまわないように、ペットが快適に過ごせる空間を作る必要があります。
注文住宅を建てた後に後悔しないように、ここからご紹介するポイントを参考にしてください。
ここでは、犬が喜ぶためのポイントをご紹介します。

1つ目は、落ち着ける場所を作ることです。
犬は暗く天井が低い場所が好きなので、穴倉のような場所を作ると、ストレスがかかりにくくなります。
また、犬は寂しがり屋でもあるため、家族と触れ合えるようにリビングやリビングに近い階段下などに犬のスペースを作ることをおすすめします。

2つ目は、動き回れる動線を作ることです。
喜んでもらうためには、犬の動線にも気を配ることをおすすめします。
例えば、家の中で買う場合、リビングと廊下を回れるような回遊動線を作れば、運動不足の解消になります。
その際、電源コードに引っかからないように、コンセントを上の位置にすると良いでしょう。

3つ目は、ストレス解消できる環境を作ることです。
犬は室内で飼えるものの、ずっと家の中にいるとストレスで体調が悪化してしまう可能性があるため、定期的に外に連れて行きストレスを解消させてあげましょう。
あるいは、先ほどご紹介したように家の中で動き回れるようにしましょう。

毎日散歩に連れていけるのが理想ですが、天気の悪い日や飼い主の都合もあるため、庭や屋上に犬が遊べる場所を作ると良いでしょう。
また、リビングに隣接したウッドデッキも動線の一部分になるように出入りできる窓を作ったりするのもおすすめです。

4つ目は、キッチンに入らないようにすることです。
室内で飼った場合、犬は家中動き回るため、キッチンに入らない工夫が必要です。
ペットフェンスなどを使って、危ない場所に犬が入れないように工夫しましょう。

□ペットと暮らすために注意するべきこととは？

1つ目は、プライバシーの配慮をすることです。
特に、食事はペットにとってとても待ち遠しいもので興奮することも多いため、集中して食事ができるように配慮してあげる必要があります。
例えば、子供の導線からも離れた場所や、落ち着いて食事ができる静かな場所にペットが食事をする場所を作ると良いでしょう。

2つ目は、換気や空調の設備の性能を高めることです。
ペットと快適に暮らすには、臭いやハウスダストなどの換気がしっかりできるようにすることが重要です。
外出の際に冷暖房をつけているため部屋を締め切っていることが多い場合は、換気をしっかりできるようにしておきましょう。
換気である程度は対応できますが、夏は1日の気温変化が激しいので、できるだけ冬は太陽の光を取り込み、夏は熱を冷やすと工夫することをおすすめします。

3つ目は、家の中と外をつなぐ快適な工夫をすることです。
ペットが蚊に刺されると、フィラリアを発症することがあるので、防虫や消臭効果も期待できるウッドチップを置いておくことをおすすめします。
特に、檜やヒバリにはヒノキチオールが含まれているので、置いておくと良いでしょう。

□ペットとの暮らしを快適にする便利なアイテムをご紹介！

1つ目は、ドアクローザーです。
ドアクローザーは、ドアの激しい開け閉めを防ぐことで犬が怪我するのを予防するアイテムです。
衝撃を予防できるので通り道になりそうなドアに導入すると便利と言えます。

2つ目は、ペットの飼育に適した壁材です。
傷や汚れが発生したときに備えて、掃除や交換がしやすい壁材を選ぶことをおすすめします。
万が一ペットが壁を傷つけてしまっても、ほとんどの場合は下半分の交換のみで済みます。

3つ目は、床の上に敷いて使えるマットやカーペットです。
汚れてしまっても1部を変えるだけで良く、買い替えたり全体を掃除したりする必要ありません。
汚れてもすぐに水洗いができるカーペットにすると、ペットがカーペット汚してしまってもすぐに洗うことができます。
ダニを防止する加工が施されている製品もあるので、性能や大きさに工夫のバリエーションがあるので、ぜひ試してみてください。

4つ目は、自動センサー付き天井換気扇です。
トイレスペースに換気扇を設置する場合には、自動センサーで披露するタイプのものを利用すると、こまめに管理しなくても良いため負担が減ります。
小さいサイズも販売しているので、あまりスペースを確保できなくとも使えるというメリットがあります。