2022.11.06 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅を建てる方必見!吹き抜けのメリット・デメリットをご紹介!
最近の家づくりにおいて、吹き抜けを検討する方は多くいらっしゃいます。
実際に吹き抜けにすることで得られるメリットや、注意すべきデメリットが存在します。
そこで、今回は家を吹き抜けにするメリットとデメリットについて解説します。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
□松本市周辺でお住まいの方へ!吹き抜けのメリットを紹介します!
そもそも吹き抜けとは、上階に床を設置せずに天井までに2層分の高さがある家のことを指します。
この吹き抜けの家ですが、以下の通り3つのメリットが存在します。
・開放感に溢れる
・採光に優れている
・ご家族でのコミュニケーションが取りやすくなる
1つ目は、吹き抜けにすることによって開放感に満ち溢れることです。
吹き抜けではないお住まいでは、天井が近いため圧迫感のある生活になってしまいます。
一方で、吹き抜けは2階や3階の床をなくす構造です。
つまり、視線が大きく上下に広がるため、とても開放感に溢れたお住まいになります。
2つ目は、採光に優れていることです。
構造的に日光を取り入れやすくなるため部屋全体が明るくなります。
これは、吹き抜けによって生じた空間での光の反射が理由です。
さらに明るい空間を実現させたい方には、以下のことを意識すると良いでしょう。
・2階や3階の窓を全面ガラス張りにする
・高い位置に窓を設置する
3つ目は、ご家族でのコミュケーションが増えることです。
吹き抜けは開放的であるため、ご家族でのコミュニケーションが取りやすくなるというメリットがあります。
吹き抜けがないお住まいでは、封鎖的な空間になってしまうため、ご家族がリビングに集まる頻度はどうしても下がってしまいます。
このように、ご家族との良好な関係を築くためにも吹き抜けは効果的であると言えるでしょう。
□家を吹き抜けにするデメリットとは?
これまでは吹き抜けにするメリットについて紹介しましたが、デメリットも理解しておく必要もあります。
家を吹き抜けにするデメリットは以下の通りです。
・2階のスペースが狭くなる
・掃除の負担が増えてしまう
・光熱費が高くなってしまう
1つ目は、2階のスペースが狭くなることです。
吹き抜けにするということは、2階の床を削ることを意味しますので、必然的に2階のスペースは狭くなってしまいます。
2階の部屋や収納の数も減るので、間取りを考える際には注意する必要があります。
お子様がいらっしゃる場合は、部屋をどうするのか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。
2つ目は、掃除の負担が増えてしまうことです。
掃除の負担が増えることを聞いて驚かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは、吹き抜けをお考えの方がよく見落としがちのポイントです。
なぜ、そこまで掃除が大変になってしまうのでしょうか。
この答えとしては、吹き抜けの上部に設置してある窓が挙げられます。
吹き抜けの上部にある窓は、外から飛来してくる埃や蜘蛛の巣が溜まりやすいのです。
また、高い位置にあるために容易に掃除できません。
場合によっては業者を呼ばないと掃除ができないケースもあるので、間取りを考える際は注意しておきましょう。
3つ目は、光熱費が高くなってしまうことです。
吹き抜けにすることで、空間が広くなってしまうために空調の効率が悪く、光熱費は高くなってしまいます。
特に、冬場は暖かい空気が上層部に上がることで寒くなってしまい、夏場では採光によって室温が上昇していまいます。
その分、冷房や暖房を使用することになるので、費用は高い傾向にあります。
□吹き抜けの注意点とは?
これまで家を吹き抜けにするメリットとデメリットを紹介してきました。
ここではどのような点に注意しながら、吹き抜けのお住まいにするべきか紹介しますので、参考にしてください。
1つ目は、強度を1番に考えることです。
吹き抜けにすることで、よく見落としがちなのが家の強度です。
以前に起きた熊本地震では、直下率という言葉が流行しました。
この直下率とは、1階部分と2階部分の柱や壁の位置がどれほど合致しているかを示す割合です。
熊本地震では、この直下率の低さが原因で建物の倒壊が目立ちました。
吹き抜けのある家で地震による被害を抑えるためには、特に家の強度を優先的に考える必要があります。
2つ目は、換気システムを導入することです。
先ほどにも申し上げましたが、吹き抜けの空間では空調設備の効率が悪くなってしまいます。
そこで、シーリングファンやサーキュレーターなどを使用することで、これらを解決できるでしょう。
また、断熱性と気密性に優れた家づくりを行うことでもこれらの問題を解決できるでしょう。
□まとめ
今回はお住まいを吹き抜けにするメリットやデメリット、注意点を紹介しました。
吹き抜けにするメリットはありますが、デメリットもいくつか存在するので、それらを補填するための対策を施しましょう。
当社では、松本市周辺で家づくりを行なっておりますので、松本市周辺にお住まいの方はお気軽にご相談ください。
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