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家づくりの豆知識

2022.10.23 家づくりの豆知識

松本市で注文住宅を検討されている方へ!窓で失敗しないためのポイントを解説します!

注文住宅においては、間取りや家具の配置などに気を取られ、窓は軽視されてしまいがちです。
しかし、窓の形や大きさ、配置などで暮らしやすさは大きく変わります。
松本市にお住まいで、注文住宅をお考えの方に、窓で失敗しないために気をつけるべきポイントをご紹介します。

□注文住宅の窓を選ぶ際のポイントとは

そもそも、窓を設置する理由は、明るさや開放感を足し、風通しを良くするためです。
できるだけ部屋を明るくしたい場合は、リビングや玄関の南側の窓を大きくすることでより多くの日光を取り込めます。

しかし、「どこまで開放感を求めるか」は人によるでしょう。
脱衣所や風呂場などは、窓がいるかいらないか意見の分かれるところだと言えます。
また、プライバシーを大切にしたいという方や、寒がりであるという方には、大きな窓は向きません。

また、風通しの問題もあります。
風通しを重視したい場合は、家の中を風が通り抜けるように、対角線上に窓を配置するのが普通です。
ただ、家の構造によっては対角線上に窓を配置することが難しい場合もあります。
その場合は、対角線は諦めてもしっかりと2つ窓を設置することで、ある程度の風通しを期待できます。

窓の種類もよく考えなければならないポイントです。
例えば、庭に出るためには床から天井までの掃き出し窓や、テラスドアにしなければなりません。
また、布団をベランダに干す場合は、外に出せるように引き違いにする必要があります。

光が必要なだけであれば、開閉不可能なFIX窓を採用するのが良いでしょう。
窓は外からよく見られる場所なので、デザインにもこだわって選びたいものです。
少なくとも、道路に面する側の窓は、形・大きさともに揃えておきましょう。

最後に、「本当に必要か」吟味することを忘れないでください。
窓は壁に比べて、断熱性や気密性、防音性に劣るなど、明確なデメリットも存在します。
風通しや光、デザインなど、自分の希望を添いながら、必要以上に窓を設置しないように気をつけましょう。

 

□窓を大きくして後悔しないために

窓にはメリットも多い分、さまざまなデメリットもあります。
大きな窓を設置すれば、そのデメリットも目立ってしまいます。
それを防ぐために、まずサッシをグレードアップしてみてください。
例えば、サッシを樹脂にしたり、ペアガラスをトリプルガラスにしたり、防音ガラスを取り入れたりすることで、ある程度の防音性、気密性が期待できます。

人通りの多い道路に大きな窓を設置する場合は、外構を設置して外から家の中が見えないようにしましょう。
敷地と道路の境界にフェンスを設けることで、その間のスペースを庭のように使えます。

機能性の高いカーテンを選ぶことも大切です。
例えば眩しいのが苦手という方には、光を遮断するのに優れている遮光カーテンを使うことでストレスを軽減できますし、暑がり・寒がりという方には断熱カーテンを使うと快適に過ごせるはずです。
また、色の濃いものや厚手のものをつければ家の中が見えづらく、防犯に繋がります。

カーテンを洗うのが面倒だという方には、ブラインドを使うのがおすすめです。
一般的にカーテンより薄いため、収納性にも優れています。

 

□窓の種類とその用途について

開け閉めがしやすく、出入りがしやすいのが引き違い窓です。
引き違い窓は、複数のガラス戸をサッシにはめ込み、左右にスライドして開ける窓です。
日本の住宅で最もよく使われるので、イメージしやすいと思います。
逆に、開け閉めしやすいというのは防犯上のデメリットにもなります。
また、正面以外からの風を取り込みにくいのもデメリットと言わざるを得ません。

屋外側に飛び出すように開くのが滑り出し窓です。
ホテルなどで見たことがあるという方も多いでしょう。
ガラス戸1枚で済むため省スペースで、トイレなどの部屋によく使われています。

また、この窓は吹き抜け上部にも適しています。
滑り出し窓は引き違い窓よりもサッシが目立たないため、ガラス面が綺麗に見えます。
外観にすっきりとした印象を持たせたい時にも使えます。
ただし、構造上大きな窓を設置するのが不可能であり、少々値段が張ることはデメリットでしょう。

最後に紹介するのがFIX窓、日本語で言うと「はめ殺し窓」です。
その名の通り、サッシとガラス戸が固定されており、開け閉めが不可能になっている窓のことです。
ガラス面が大きく確保できるため、すっきりとした外観を演出したい時に優れています。
また、開閉しないので気密性が高いのはもちろん、難しい構造ではないのでコストを抑えやすいのもメリットと言えるでしょう。
残念なポイントが、構造上窓の外側を家の中から掃除できないということです。
高い位置に設置するとかなりの手間がかかるでしょう。

 

□まとめ

窓はメリットとデメリットがはっきりとしているので、用途に合わせて設置場所や種類を考える必要があります。
窓について疑問をお持ちの方、松本市で注文住宅をご検討されている方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。

 

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