2022.08.16 家づくりの豆知識
松本市にお住まいの方必見!家事動線の良い注文住宅にしましょう
松本市で注文住宅を検討中の方には、ぜひ、家事動線について知っていただきたいです。
家事動線は、家造りにとって非常に大切な要素です。
家事動線一つで生活の質を大きく変えます。
そこで、今回は、注文住宅の家事動線について解説します。
□家事が楽になる家事動線の良い間取りについて紹介!
家事が楽になる家事動線とは、最短最小の動きで、誰でも家事を遂行しやすい動線です。
昔こそ、お母さんが家事をし、お父さんが働きに行くという考え方がありましたが、近年は、そのような考え方はなくなり、誰でも家事をするようになっています。
だからこそ、誰でも家事を遂行しやすい家事動線にする必要があります。
ライフスタイルによっては、ホームヘルパーや介護士、家事代行を必要とする方がいらっしゃるでしょう。
その場合、家族以外の人が家を出入りすることになりますし、家の中でも動き回ります。
家族以外の人が動き回るため、入られたくないところや触れられたくないところの先に行きたい場所があっては、非常に困りますよね。
家に住んでいる家族はもちろん、家族以外で家の手助けをするために来ている人も思うように行動できません。
そのため、家事動線はしっかりと考える必要があります。
家族以外の人が家を出入りするようなライフスタイルでない場合でも、限られた時間の中で効率的に家事をするためには、家事動線は欠かせません。
最短距離で欲しいものが手に入る家事動線は、家事をスムーズにできるだけでなく、日々の生活に少しゆとりができるでしょう。
家事を楽にするために、ということをしっかりと考えることをおすすめします。
□家事が楽になる間取りのポイントを紹介!
*キッチン周りの動線で時短
キッチンは、キッチンだけでしか使わないような道具は非常に多くあります。
そのため、キッチンには収納が必要不可欠です。
ただし、大きな収納があるだけでは、鍋や食器が取りにくいということが起こってしまうため、収納にも工夫しなければなりません。
使用頻度の高い食器やフライパン、鍋などはキッチンから移動せずともすぐに取り出せる場所に収納します。
対して、お正月用の重箱やミキサー、ホットプレートなどはキッチンにおくと幅があり、非常に邪魔になります。
そのため、キッチン周りにパントリーを設け、使用頻度や大きさごとにキッチン周りの収納なのか、パントリーなのかを決めると良いでしょう。
また、キッチンでは多くの家電が使用されます。
その家電を使いたい場所で使えるようにコンセントの数や位置にはこだわりましょう。
そうすることで、コンセントのためだけに移動する手間が省けるだけでなく、一連の動作がスムーズに行えます。
ただし、キッチンで使われる家電は他の家電とは電圧が異なる場合があり、同時に使用するとブレーカーが落ちてしまうということもあります。
そのため、キッチン周りにある家電でも耐えられるような電圧のコンセントにしましょう。
さらに、食卓がキッチンの横にあると配膳や片付けをスムーズに行えます。
すぐそばにキッチンがあることで、家族も手伝いやすいですし、出来上がった料理を置く場所や、サブキッチンとしても利用できます。
また、盲点なのが、キッチンと玄関の距離です。
買い物袋をキッチンに運ぶのは、大変な作業です。
そんな作業をスムーズにこなすためにも、玄関とキッチンの距離を近くにし、そのまま運べるようにすると便利でしょう。
さらに、勝手口を設けることによって朝のゴミ出しや駐車場までの動線を短くできます。
*掃除を時短できる間取り
家族が集まるリビングは、ものが非常に多くあります。
そのため、散らかった印象を持たれる方も非常に多いでしょう。
これを解決するために、ものを使う場所にそのものの収納場所を設置することが挙げられます。
そうすることにより、収納までの動線が非常にスムーズになります。
また、リビングをすっきりと解放感あふれる空間に保つこともできます。
近年では、リビングに家族の衣類や鞄などを収納することで、洗濯物を1箇所に集め家事を楽にする方も非常に多いようです。
小さい子供がいる家庭では、着替えも一苦労ですので、リビングで着替えができるようになると捗りますよね。
さらに、ベビーカーや子供の自転車、外遊び用のおもちゃは、玄関に土間収納をなかに設けることですっきりと片付けられます。
そうすることで汚れる場所も最小限で済みます。
*洗濯を楽にする間取り
洗濯は、家事の中でも特に工程が多く、家族の人数が多ければ多いほど非常に重労働な家事となります。
洗濯は、洗って、干して、畳んで、しまう、という4つの工程で完了となります。
その工程全てが異なる場所で行われていると洗濯も億劫になるでしょう。
この工程を全て同じ空間や動線上に置くことによって、嫌なイメージのある洗濯も楽にできますよ。
□暮らしやすい家にするためには適材適所に収納が必要であることを解説!
収納は闇雲に設置しても良い収納とは言えません。
確かに、収納スペースが多いとすっきりとした空間になりますが、その分、生活スペースが狭くなってしまいます。
また使わない収納スペースが生じ、デットスペースとなります。
そうすると、そのデッドスペースを有効活用できたのではないかと後悔することにもつながります。
このように、収納は、適材適所に、適切な大きさで非常にあることで生活動線もすっきりとしますし、無駄な費用削減にもなるでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の家事動線について解説しました。
家事動線は、注文住宅に関わらず非常に大切なことです。
ただし、注文住宅はご自身の意見が反映されますので、家事動線について事前に把握しておく必要があります。
ぜひ、今回の記事を参考にスムーズな家事動線にしてくださいね。
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