2022.08.06 家づくりの豆知識
松本市で木の温もりあふれる注文住宅を!木材の種類について解説します
松本市にお住まいで、注文住宅の木材について知っていただきたいことがあります。
それは、木材の種類についてです。
木材は、さまざまな種類があり、その木材ごとに特徴も異なります。
特徴を把握して、木の温かみを感じる住宅を建てましょう。
□松本市で建築材料に木材が選ばれる理由について解説!
マンションであれば構造上、鉄筋コンクリートや鉄骨造などを用いて建てられることが多いです。
対して戸建住宅では、木材が主流です。
戸建住宅では、なぜ木材が主流なのかご存知でしょうか。
ここでは、建築材料に木材が選ばれる理由について解説します。
木材についての理解を深めましょう。
理由の1つとして、鉄筋コンクリート造や鉄骨造は建築費が高くなることが挙げられます。
これが、一番の理由として挙げられますが、木材が使用される理由は他にもあります。
木材には、他の素材と比べて非常に軽く、温度の調節を自然と行え、断熱性も高いという特徴があります。
これは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造にはない特徴です。
また、他にも火事はプレハブ住宅に比べると、燃え広がるまでにも時間がかかるため、耐火性も優れていると言えます。
素材の質感を見ても、コンクリートよりも木材の方が温かみがあり、暮らしていくうちに徐々に馴染んでくるため、コンクリートよりもクッション性があります。
□木材の種類と特徴について解説!
木材といっても、さまざまな種類があります。
また、その種類によっても特徴は異なり、住む地域や湿度や気温などによっても特徴は少しずつ異なります。
これらの特徴を把握することで、ご自身に合った最適な木材が分かります。
そこで、ここでは木材の種類と特徴について解説します。
1つ目の木材は、桧(ヒノキ)です。
ヒノキの家は、非常に高級であるイメージを思い浮かべる方も多いでしょう。
ヒノキは日本の代表的な建築木材と言われており、構造材だけでなく、内装材としても活用可能です。
木材の中ではかなり高級な部類に入る木材ではありますが、伐採後から強度が増すと言われており、耐久性の高さから神社仏閣にも使用されているほどです。
また、水に強く、シロアリなどの木材にとって悪影響となるものからの耐久性も高いため、土台や柱など重要な部分に使うことが適しています。
ヒノキ風呂がある通り、リラックス効果を高める香りであるため、リラックスできる暮らしができるでしょう。
2つ目の木材は、杉です。
杉もまた、ヒノキと同様に日本を代表する木材と言えます。
ただ、ヒノキと比較すると安価で手に入れることができるため、建築木材として非常に人気が高いです。
また、ヒノキよりも柔らかいため、加工にも適しています。
構造材や、造作材、建具などに用いられることが多いです。
ただし、柔らかい分、傷つきやすいためフローリングにはあまりおすすめしません。
防蟻処理能力は高いため、蟻が入りやすい場所には適しています。
3つ目の木材は、松です。
松は、よくパイン材とも呼ばれており、輸入品がほとんどです。
また、パイン材といってもレッドパイン、ホワイトパイン、イエローパインといったさまざまな種類があり、原産国も異なるため、特徴も全く異なってきます。
一般的にはレッドパインと呼ばれる赤松が使用されます。
綺麗に木目や節目が出るため、フローリングなどの見える部分に使用されます。
4つ目の木材は、ヒバです。
ヒバも杉やヒノキと同様に国産の樹木です。
特に青森ヒバが有名であり、湿気に強く、樹脂に殺菌効果がある精油成分が多く含まれていることが特徴として挙げられます。
5つ目の木材は、ナラです。
日本ではナラと呼ばれていますが、海外ではオークと呼ばれています。
非常に安価で手に入れることが可能なため、多くの住宅で使用されています。
傷つきにくく耐水性に優れ、木目も綺麗に出ることからフローリングに適しています。
6つ目の木材は、欅(ケヤキ)です。
ケヤキは他の木材と比べると、非常に硬くて丈夫であるため、大黒柱や床柱などの主要部分に用いることが多いです。
ただし、ケヤキは高級木材であるため、価格は高い傾向にあります。
7つ目の木材は、栗です。
あまり使用される頻度も減少した栗ですが、古くから日本の住宅には多く用いられていました。
栗の木材は、硬くて丈夫、また、水にも強いという特徴を持っているため、水回りに適しています。
□自然素材が好まれる今だからこそ知らなくてはならないことを解説!
近年、木材を普段に使用した住宅が流行しています。
木材には、国産と輸入品があります。
地球温暖化が懸念されているため、エコな家を考えると、国産の木材を使用することをおすすめします。
自治体の中には、国産の木材を使用することで補助金が出る自治体もありますので、確認してくださいね。
□まとめ
今回は、木材の種類について解説しました。
注文住宅は基本的に自由に決められるため、木材選びも悩む方が非常に多いです。
木材の特徴を把握し、ご自身の理想やライフスタイルに沿った木材を選びましょう。
ぜひ、今回の記事を参考にしてくださいね。
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