2022.06.30 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅を検討中の方に!費用の内訳や相場について解説します
松本市にお住まいで、注文住宅の費用でお困りの方はいらっしゃいませんか。
費用の見積もりを間違えると、急にお金が足りなかったり、準備しなければならなかったりすることがあります。
時間と心にゆとりを持って、スムーズに費用を準備したいですよね。
そこで、今回は注文住宅の費用について解説します。
□土地と建築にかかる費用について解説!
*土地購入にかかる費用
家を購入する際に、大前提として探しておかなければならないのが土地です。
土地は、親や親戚からの贈与などで所有している場合があります。
ただし、もちろん土地を所有していない方もいらっしゃいます。
このような方は、必ず新たに土地を購入することが必要です。
新たに土地を購入する際にかかる費用は、家を建てる場所や地域によって大きく異なってきます。
家を建てるにあたってかかる全ての費用の中でも、建築費用と並んで土地購入費用は大きな割合を占めています。
国土交通省が平成30年に公表した土地の平均価格のデータによると、東京圏は1平米あたり約24万円、名古屋や大阪は1平米あたり約13〜17万円です。
地方になると、1平米あたり約5万円となります。
これらのデータから分かるように、地域によって非常に差があり、一番大きい差だと、19万円ほどの差が生じています。
また、同じ地域であっても利便性や土地柄によっても異なります。
たくさんの土地からご自身に合った土地を選ぶことが後悔しないポイントでしょう。
さらに、土地付きで注文住宅を購入する際は、土地に建築条件が指定されている場合があります。
指定されているのか、指定されていないのかで、全体の価格が約数百万円〜1千万円以上の差が生じます。
そのため、事前にしっかりと確認が必要です。
土地購入にかかる費用の内訳は、手付金と購入物件の残代金と購入諸費用の3つです。
手付金は物件価格の5%〜10%で、購入物件の残代金は物件価格から手付金とローン借入金を引いた金額です。
購入諸費用に関しては、土地代金と家の工事費用になります。
全体のスケジュールや予算から最適な土地を探してくれることもあるため、担当者に確認しましょう。
*建築にかかる費用
建築も土地購入と同様に条件によって価格は異なります。
一般的に、建売住宅よりも注文住宅の方が価格が高くなりやすいため、建売住宅の価格で見積もるのはおすすめしません。
建物を購入した際にかかる費用の内訳は、工事契約金と建築確認申請費、中間金、建築日の残代金です。
工事契約金と建築確認申請費は、工事契約時に必要になります。
中間金は、上棟時に必要で、建築費の残代金は引き渡し前に必要です。
それぞれの費用は、支払うタイミングが異なるため注意しましょう。
□建物価格以外にかかる細かい費用を解説!
建物価格や土地代、別途工事費用以外にかかる費用は、非常に多くの項目に分かれます。
ここでは、そんな諸費用について詳細に解説します。
保険料は、火災保険や地震保険など購入した物件に対して保険加入が必要な時に支払う費用のことを指します。
保証内容や保険期間などによって、人それぞれ支払う金額は異なります。
登記手数料が、法務局に支払う登録免許税と代わりに手続きを依頼した司法書士に支払う手数料です。
住宅ローン保証料は、ローンを借り入れするために保証会社の保証が必要となる際に支払います。
仲介手数料は、不動産会社を通じて売買した際に成功報酬として不動産会社に支払う費用のことです。
成功報酬であるため、売買が成立した際にのみ発生しますが、法律により手数料の上限額は決められています。
支払うタイミングとしては、売買時と引き渡し時に分けて支払うことがほとんどです。
不動産所得税は、土地や建物を取得した際に課税されるもので、所定の条件さえ満たせば軽減措置がとられます。
登録免許税は、不動産を購入したり、建築したりする際に行う登記にかかる税金のことです。
登記の種類によって税率が異なるため、確認する必要があります。
固定資産税は、毎年1月1日現在で、土地や家屋、償却資産の所有者に課せられる税金のことです。
固定資産評価額を基準に算出され、固定資産のある市町村が徴収します。
都市計画税は、都市計画事業や土地区画整備事業などの費用に充てられる税金のことです。
対象外になる可能性もあるため、確認が必要です。
上記が諸費用の内訳になります。
諸費用は、それぞれ必要となるタイミングは異なりますし、金額も異なってきます。
必要となるタイミングでスムーズに支払えるように事前に準備しておきましょう。
□松本市の土地価格の相場と考え方について解説!
松本市の中でもエリアによって土地の価格には大きく差があります。
駅よりも東側にある松本城やあがたの森などのエリアは人気があり、地価も高い傾向です。
松本駅よりも東のエリアでは、里山辺や岡田松岡、浅間温泉などは駅からある程度距離があるため、土地価格も比較的安くなります。
西側の場合、川をこえた西側になると松本市の中でもかなり手頃な土地の価格が多いでしょう。
波田や和田、梓川倭、島内などの中心街よりも離れたエリアが比較的安い価格と言えます。
□まとめ
今回は、注文住宅の費用について解説しました。
費用は、すぐに準備できるものではありません。
だからこそ、必要な費用を把握し、必要な時に滞りなく支払えるように準備しておきましょう。
また、人それぞれ費用は異なってくるため、ご自身の費用をしっかり見積もりましょう。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
次の家づくりの豆知識は ⇒ こちらをご覧ください。