2022.06.23 家づくりの豆知識
注文住宅の子供部屋にお悩みの方へ!子供部屋の収納について解説します
注文住宅でマイホームを検討中の方で、子供部屋についてお悩みの方はいらっしゃいませんか。
せっかくのマイホームの子供部屋で失敗したくないですよね。
特に収納に関しては、失敗としてあげられることが多いです。
そこで、今回は子供部屋の収納について解説します。
□ちょうどいい子供部屋のある新築づくりについて解説!
子供部屋といえば、大きさやどのような形で作るのかでお悩みの方が多いでしょう。
子供部屋は、親心で言うと広くて大きい快適な子供部屋を作ってあげたいですよね。
ただし、実際は広さに限界がありますし、広いから良いという訳ではありません。
子供部屋は親からすると最低でも6畳くらいは必要と思われる方が非常に多いです。
しかし、近年では子供部屋に置くものも変化してきました。
昔は、定番のテレビや音楽機器、洋服収納などある程度のスペースが必要となる大きなものを置くことが多かったです。
今では、テレビはタブレットやスマホに変わりました。
また洋服収納も各々収納するのではなく、家事動線が考慮されたファミリーウォークインクローゼットにする家庭が増えてきました。
また、趣味もサッカーや野球はもちろん、収納スペースを取らないゲームやパソコンでのプログラミングなども増えてきました。
このことから分かるように、昔よりも子供部屋は狭くても快適に過ごせることが多くなりました。
つまり、学習やプライバシー、睡眠が取れるのであれば6畳なくとも充分と言う考え方でも問題ありません。
□子供部屋の失敗エピソードを解説!
新築は、何もかも自由にインテリアコーディネートができます。
ご自身の好みにデザインできるからこそ、こだわりが強すぎるがあまり後悔したと言う方も少なくありません。
ここでは、そんな失敗エピソードを解説します。
子供が2人以上いらっしゃる家庭でなりやすい失敗は、子供部屋の大きさの違いです。
新築時は、子供がまだ幼いこともあり、子供の意見を聞かずに親の独断で決めてしまうことが多いです。
確かに、幼い子供に子供部屋のことを聞いたところで難しくてわからないでしょう。
ただ、子供が2人以上いらっしゃる場合は、子供の意見を聞けないからこそ、公平にまた、平等に子供部屋を考える必要があります。
子供部屋として2部屋作ったけど、それぞれ広さが異なったり、片方にはロフトが設けられていたりということもあります。
子供が小さい頃は、子供が気にしなくても子供が成長すると兄弟で、部屋の広さに差があるのは案外揉め事の原因になります。
また、子供部屋からの音漏れも割と多くの方が後悔しています。
特に子供部屋を壁一枚で仕切るようにした場合、兄弟同士でも音漏れで揉め事の原因になりますし、来客が来ている最中に、音漏れが気になるということもあります。
お互いのプライバシーだけでなく、周りの家族のプライバシーにしっかりと配慮できるように間取りを工夫することが大切です。
壁一枚で仕切る場合、クローゼットや本棚などを設置することで壁からの音漏れを軽減できるでしょう。
さらに、クローゼットや収納スペースが足りなくて部屋が散らかってしまうことも失敗として挙げられます。
子供部屋は、普通の部屋よりも物が多くなりがちです。
子供が幼い頃は、おもちゃがたくさんあり、小学校や中学校に上がれば制作物や部活動の必要なものなどを部屋に置きます。
収納があることで、物が増えたとしてもある程度すっきりとした空間に見せられますし、どこに何があるのかをすぐに把握できます。
子供部屋は収納を多めに設定し、子供が成長しても不自由なく収納できるようにしましょう。
□子供が収納しやすい収納家具を解説!
子供は、どこに何を収納すべきか判断がまだできにくいです。
だからこそ、大人が収納しやすいように導いてあげなければなりません。
そこで、ここでは、子供が収納しやすい収納家具を解説します。
小学校入学前は、可愛らしい色やキャラクターなどで楽しく片付けられるようにします。
小さな子供の場合は倒れたり角にぶつけたりしない安全性の高い家具を第一に考えましょう。
背の高い家具にしても小さい子供には届かないため、子供の目線で考え子供でも出し入れしやすい収納家具にすることをおすすめします。
収納箱に好きなキャラクターやラベリングをしておくと、より楽しんで収納してくれるでしょう。
小学生や中学生になると、しまいたいものをストレスなく収納できることが大切になってきます。
そうすることで、片付けが嫌いにならずに済むでしょう。
また、自由に仕切れたり、移動できたりする家具を選ぶことで、子供自身で模様替えも可能になります。
また、中学生にもなると、高校生や大学生になってからも使用する家具となる可能性があるため、長い目で見て、ある程度良質なものを選ぶと良いでしょう。
□まとめ
今回は、子供部屋の収納について解説しました。
子供部屋は、子供にとって唯一のプライバシーが守られた空間ですから、子供が快適に過ごせるように大人が導いてあげましょう。
子供部屋を作る際には、将来のことも考えて決めると子供が独り立ちした後も活用できるでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考にしてくださいね。
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