2022.04.06 家づくりの豆知識
松本市で注文住宅をお考えの方へ吹き抜けのある間取りの魅力をご紹介します!
「新しい家に吹き抜けを作りたい」
おしゃれな吹き抜けに魅力を感じ、このようにお考えになられる方は多いです。
ただ、吹き抜けを作る際は、メリットとデメリットを把握しておく必要があります。
そこで今回は、松本市で注文住宅をお考えの方に向けて、吹き抜けのある間取りについて解説します。
□吹き抜けのある間取りのメリットとは?
吹き抜けを作ることには、見た目がおしゃれになること以外にも実用的なメリットが存在します。
ここでは、吹き抜けのある間取りの実用的なメリットについて解説します。
1つ目のメリットは採光や通風について考えやすくなるということです。
吹き抜けのある間取りでは、1階と2階の間にある天井を除いて、広々とした空間をつくることになります。
その空間の高い位置に窓を配置することで、1階に多くの光を取り込めます。
リビングに吹き抜けを作っておけば、明るい部屋を実現できますね。
また、吹き抜けを作れば光を取り込みにくい場所に光を届けることも可能になります。
そのため、四方が建物に囲まれているような土地でも採用されやすい間取りです。
加えて上部に窓を設置することで、空気の流れも作りやすいため通気性の面でメリットがあります。
2つ目のメリットは広々とした空間を作れることです。
リビングの吹き抜けに階段を組み合わせることで、1階と2階がつながった広々とした空間を作れます。
リビング階段もスケルトンにしておけば、採光の妨げになることはありません。
おしゃれなリビングを作りたい人に、リビング階段と吹き抜けを合わせた間取りはおすすめです。
3つ目は階段途中の空間を活用できることです。
吹き抜けを階段の近くにつくっておけば、階段の途中にちょっとしたワークスペースや書斎のようなものを作れます。
このような「スキップフロア」と呼ばれる空間は光を取り込みづらいため、敬遠される方もいらっしゃいます。
ただ、吹き抜けがあれば2階の高さの窓から光を取り込めるため、暗くなりにくいというメリットがあります。
1階からも様子が分かるので、子どもの勉強スペースとしても利用できます。
このように、吹き抜けをつくることで家の間取りの自由度を高められます。
□吹き抜けのデメリットとその対策をご紹介!
先ほどは吹き抜けのメリットについてご紹介しました。
その一方でデメリットも存在するため、ここからはデメリットとその対策について解説します。
1つ目のデメリットは冷暖房効率が低下してしまうことです。
吹き抜けのデメリットとして、暖房や冷房の効きが悪くなってしまい、光熱費が高くなってしまうことがよく挙げられます。
このデメリットの原因は、1階と2階部分がつながることで空気の体積が増加し、適温になるまで時間がかかってしまうことにあります。
冷暖房効率の低下を抑えるためには、高気密かつ高断熱の住宅にしておく必要があります。
住宅の断熱性や気密性を高めておくことで、外気の影響を受けにくくなり、屋内の空気も外に逃げ出しにくくなります。
一度冷やしたり暖めたりした空気が住宅の中に留まりやすくなるため、冷暖房効率の向上につながります。
2つ目のデメリットは2階の床面積が減ってしまうことです。
吹き抜けを作ると、2階部分に本来あったはずの床を取り除くことになります。
そのため、土地の広さが制限されている場合は居住スペースが狭くなってしまう恐れもあります。
こちらのデメリットの対策としては、スペースを有効活用することが挙げられます。
先ほども紹介いたしましたが、スキップフロアのようなスペースを作っておくことで、書斎や勉強スペースとして活用できます。
このように、間取りを工夫すれば床面積の問題も解消できる可能性が高いです。
□注文住宅で吹き抜けを作る際の注意点を松本市の方に解説します!
ここまで吹き抜けのメリットとデメリットについてご紹介しました。
最後に、吹き抜けの注意点について解説します。
1つ目の注意点は建物の構造に関することです。
台風や地震といった自然災害に耐えられる家にするためには、柱や壁、床の構造のバランスが重要になります。
開放的な空間を作れることが魅力の吹き抜けですが、間取りによっては柱や壁を取り除けないこともあります。
作ってから後悔しないようにするためにも、建物の構造にも配慮して間取りを考えていくことをおすすめします。
2つ目はメンテナンスに関することが挙げられます。
吹き抜けの高い位置に窓を作ると、光や風が取り込みやすくなるというメリットがあります。
ただ、メンテナンスのしやすさもよく考えておかないと、掃除や照明器具の交換などの作業が難しくなります。
業者に依頼すると費用がかかってしまうため、自分でメンテナンスができるかを考えておくことも重要と言えます。
□まとめ
今回は、松本市で注文住宅をお考えの方に向けて、吹き抜けのある間取りについて解説しました。
住宅に吹き抜けを作られる際は、今回解説した内容を参考にしていただければ幸いです。
吹き抜けのある間取りを実現したいとお考えの際は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
次の家づくりの豆知識は ⇒ しばらくお待ちください。