2016.07.12 家づくりの豆知識
パナソニックの第一種換気システム
こんにちは。
コダマです。
先日のセミナーのときの話に戻りますが、パナソニックとYKK apが主催だったのでホールにいくつか新商品が展示してありました。
その中で堂々とおいてあったのが新型の第一種換気システム。
手前にあるのは天井埋め込み型の空気清浄機です。
第一種換気というのは俗に言う熱交換型。
外の新鮮な空気と室内の空気を混ぜ、熱のロスを少なくしています。
例えば冬、20℃の部屋に0℃の冷たい外気をそのまま入れるとロスが大きいので室内の空気と混ぜて18℃位にして取り入れるというもの。
いろいろ説明を聞いて良さそう印象も受けたのですが・・・。
ちなみに優プランでは強制的に排気することによって、各部屋から自然に吸気する第三種換気システムユニットを標準的に使っています。
なぜ第一種換気を採用しないかと言うと、大きな理由としてはメンテナンス性や結露などのリスクが大きいですね。
中にはパッシブ換気と言う変り種がありますが・・・。
換気は「健康」な住まいを考えたときの、とても大きな要素です。
現実的には「換気」という要素だけで簡潔せず、特に「気密」の影響を大きく受けますので注意が必要です。
とにかく言えるのは長所だけを聞いて取り入れるのではなく、その特性や短所などもキチッと把握した上で使わなければ暮らし始めてから思わぬ形で後悔することになるかもしれません。
パナソニックさんの換気システムも良い物だと思いますが、優プランが第三種換気を使っている理由というのもきちんとあります。
この辺りは話し出すと長くなるのでご興味のわいた方はお声掛けください。
それではまた。
コダマでした。