2021.04.30 家づくりの豆知識
松本市にお住まいの方必見!注文住宅のワークスペースの考え方とは?
最近は、コロナウイルスの影響で自宅でのテレワークをする方が増加していますよね。
そこで紹介するのが、自宅でのテレワークに最適なワークスペースです。
ワークスペースがあることで、仕事だけでなく様々な作業を行う空間を確保できます。
そこで今回は、注文住宅のワークスペースの考え方について紹介します。
□住宅にワークスペースを設けるメリットとデメリットとは
まず、住宅にワークスペースを設けるメリットとデメリットについて紹介します。
そもそもワークスペースとは、日本語では書斎とされており、元々の用途としては読書や執筆をする部屋とされています。
しかし、近年ではその用途は多様化しており、仕事や趣味のための部屋のように、幅広く利用されています。
ワークスペースを設けるメリットとしては、以下の3つがあります。
・集中できる環境が作れる
・プライバシーが確保できる
・メリハリをつけられる
ワークスペースは、用途を決めて使用することで作業へ没頭でき、集中できる環境作りに大いに役立ちます。
また、住宅の中に居ながらもしっかりと他の部分と分離させることで、程よい距離を保ちつつ一人の時間を過ごせます。
在宅ワーカーの方の場合は、同じ住宅内でも日常生活とのオン、オフをしっかりとつけやすくなるでしょう。
対して、ワークスペースを設けるデメリットとしては、以下の3つがあります。
・周囲と隔離されている
・用途が限定されている
・建築コストや光熱費がかかる
ワークスペースは他と分け隔てられていることにより、集中して作業できる空間です。
しかし、あまりにこもりすぎてしまうと、コミュニケーションが取りづらくなる場合があります。
また、用途が限定されているため、デッドスペースが多く生まれてしまう場合も見られ、住宅内の他のスペースを圧迫してしまうことも珍しくありません。
加えて、ワークスペースのように部屋数を増やすことは、建築費用や光熱費などのコストが膨らんでしまう原因となるでしょう。
□ワークスペースのタイプとそれぞれの特徴とは
次に、ワークスペースのタイプとそれぞれの特徴を紹介します。
*オープンタイプ
こちらは、LDKなどの一角にカウンターやデスクを配置したタイプです。
こちらの特徴は、日常生活の空間とつながっていることです。
他の空間とつながっているため、家事の隙間時間で作業したい方や育児と仕事を両立したい方などにおすすめなタイプです。
加えて、ワークスペースとしてだけでなく、お子様の勉強コーナーや調べものをするためのパソコンコーナーのように、家族と共有して活用できるでしょう。
*個室タイプ
こちらは、日常空間と完全に分離したタイプです。
特徴は、他の空間と隔離されていることで作業に集中できて、オンとオフのメリハリをつけられることです。
日常空間とワークスペースを分け隔てる仕切りがあるため、一人で集中して作業したい方や住宅内でもプライバシーが気になる方などにおすすめなタイプです。
仕切りを移動式にしたり、ガラス扉などを使用したりすると、一人の空間を確保しつつも家族とのコミュニケーションも大切にできるでしょう。
*ロフトタイプ
こちらは、ロフトにワークスペースを設けたタイプです。
こちらの特徴は、日常空間との位置の差を利用することで、作業空間を確保しつつも、家族とのコミュニケーションもとれることです。
また、ロフトは住宅内のデッドスペースを有効活用する1つの方法であるため、デッドスペースの解消にも役立ちます。
位置の差を利用していることで、仕切りが必要なく音で家族の状況を知れて、家族との程よい距離感を生み出せます。
□ワークスペースを作る際のポイントとは
最後に、ワークスペースを作る際のポイントを3つ紹介します。
1つ目は、防音対策です。
ワークスペースの床材をフローリングにする方は多いと思います。
しかし、床材にフローリングを用いる際には、椅子を動かす際の音やキャスターの音などが気になる場合があります。
そのため、床材に音が響きにくいクッション材やコルク材を用いるような防音対策が必要となるでしょう。
また、趣味でワークスペースを活用する際も、音楽鑑賞や楽器の演奏など音の出る作業をする場合は、防音対策が必須となります。
2つ目は、収納とセキュリティの確保です。
仕事でワークスペースを活用する方が最近は特に増えています。
仕事で利用する際には、書類や仕事道具などを十分に収納できるスペースが必要となりますよね。
また、仕事で用いる資料や通信環境などのセキュリティも十分に確保しておくと仕事に支障が出なくなるでしょう。
3つ目は、空調です。
ワークスペースは、住宅内でも比較的小さな部屋を使用する場合が多いですよね。
そのため、夏場は特に部屋の配置によっては熱がこもる場合があるでしょう。
エアコンの台数を抑えて快適な環境を整えたい方は、全館空調も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、注文住宅のワークスペースの考え方について紹介しました。
コロナウイルスの影響もありテレワークが増加しているため、新しい住宅にワークスペースを導入してみてはいかがでしょうか。
松本市で注文住宅を検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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