松本市にお住まいの方へ！注文住宅の庭で失敗しないためには？

家づくりの豆知識

2021.03.30 家づくりの豆知識

松本市にお住まいの方へ！注文住宅の庭で失敗しないためには？

注文住宅をお考えで、庭の設置を検討されている方はいらっしゃいませんか。
注文住宅に庭を設置すると、さまざまなメリットが得られます。
しかし、注意点を押さえておかないと、使いづらい庭に仕上がってしまうかもしれません。
そこで今回は、注文住宅で庭をつくるメリットや注意点について、松本市の住宅会社が解説します。

□注文住宅で庭を設置するメリットとは？

注文住宅で庭を設置するメリットを5つ紹介します。
紹介するメリットを参考に、庭の設置を検討してみてください。

1つ目のメリットは、日当たりや見晴らし、換気が変わることです。
庭をつくれるということは、家の周りに余裕があることを表します。
隣地との距離が確保できていると、十分な日当たりや風通しが確保できるでしょう。

2つ目のメリットは、ガーデニングを楽しめることです。
園芸が趣味の方にとっては、庭があることは大きなメリットと言えるでしょう。
季節の樹木や花の変化を楽しみながら、植物を育てる喜びを感じられます。
また、ご自身で手入れをした植物で、オリジナルのすてきなアプローチも演出できるでしょう。

3つ目のメリットは、家庭菜園ができることです。
庭で野菜を育てて、その野菜を使用して料理をすると、自分の手で一から作ったものであるため、美味しさが変わってくるでしょう。
また、お子様にとっては貴重な体験を得られるでしょう。

しかし、野菜を育てるときには注意が必要です。
野菜を育てる場合は、土壌改良のために改良剤を土に混ぜる必要があります。
また、最低でも20センチメートルは掘り返すことになるため、上下水道管の位置に注意しましょう。

4つ目のメリットは、お子様の遊び場として活用できることです。
例えば、砂場や滑り台を設置すると、広いスペースでのびのびと遊べます。
また、芝生を敷いておけば転んでも安心です。
夏にはビニールプールを広げられることもメリットと言えるでしょう。

5つ目のメリットは、ホームパーティーやBBQができることです。
リビングには入りきらない人数でも、庭に舞台を移すと大人数でパーティーやBBQを楽しめます。
リビングからつなげてウッドデッキを設置して、団欒スペースを設けるのも良いですね。

□注文住宅の庭づくりにおける失敗例を紹介！

ここでは、注文住宅で庭を設置した方の失敗例を3つ紹介します。
それぞれの失敗例から学び、ご自身の住宅に生かしましょう。

1つ目は、水道管が浅い場所にあった例です。
庭のデザインを先に決めておかないと、ガスや給排水の配管は施工しやすい場所に設置し、地中に埋めてしまいます。
そのため、いざ工事がはじまってみると、配管が埋まっていて植栽が難しかったり、配管の位置が浅くてタイル張りの遊歩道がつくれないケースがあります。
庭のデザインを建物の計画と同時に行い、庭に合わせた配管の位置を決定しましょう。

2つ目は、手入れが頻繁に行えない例です。
植物を植える際は、こまめな手入れを行う必要があります。
例えば、樹木を植えると、冬の落ち葉掃除が大変であったり、隣地にはみ出した枝を剪定したりする必要があります。
そのため、長期にわたるメンテナンスを見越して、庭に植物を植えましょう。

3つ目は、費用が合わなかった例です。
庭を設置すると、植栽費だけではなく、さまざまな資材費用や施工費用、残土処分費用がかかります。
住宅全体にかける費用とバランスをとるために、資金計画をしっかりと立てましょう。

□注文住宅で庭をつくる際の注意点とは？

注文住宅で庭を設置する際には、3つのことに気をつける必要があります。
これから紹介する注意点を踏まえて、失敗を防ぎましょう。

1つ目の注意点は、人が歩く動線を考えることです。
住宅の間取りを考える際と同様に、庭に関しても動線を確保することが大切です。
動線を考慮していない庭は、立ち入りづらく、使用頻度が低くなる可能性があります。
動線には園路をつくると、人が歩ける道を確保できるためおすすめです。

2つ目の注意点は、駐車・駐輪スペースを考えることです。
庭の面積を広くしすぎると、車を駐める駐車スペースや自転車置き場がなくなってしまうかもしれません。
車を所有している方や購入する予定のある方は、スペースのバランスを考えて、庭の面積を決めましょう。

3つ目の注意点は、お子様を遊ばせるときの安心性に配慮することです。
庭をお子様の遊び場として利用しようと考えている方は多いと思います。
例えば、リビングから庭が見える設計にしておくと、お子様の状態をすぐに確認できて安心です。
しかし、来客時に庭は見られやすいため、見られても困らないようにきれいに保つ工夫をしましょう。