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家づくりの豆知識

2023.06.30 家づくりの豆知識

注文住宅を検討中の方へ!防音室を作るメリットや注意点について紹介します!

注文住宅は自由度が高く、自分好みの家にできることが特徴です。
そのため、防音室をつくることもできます。
防音室をつくることによって、楽器の演奏やゲームを気兼ねなく楽しむことができます。
今回は、そんな防音室の種類やメリットについて紹介します。

 

 

 

□防音室の種類

 

実は防音室には2種類のタイプがあります。
まずは、そのタイプについて確認しましょう。

 

*ユニットタイプ

 

ユニットタイプは、室内に公衆電話ボックスのようなボックスを組み立ててできた防音室です。
部屋で工事を行う必要がなく、室内にパネルを組み立てるだけで完成します。

専門の業者に組み立てを依頼する必要はありますが、完成までには1日もかからず、すぐにできます。
0.8畳の広さから設置でき、広さや防音のレベルも選ぶことができます。

価格はスペックによって変動しますが、50~200万円ほどかかります。

 

*フリータイプ

 

フリータイプは、部屋ごとで防音室にするタイプです。
ドラムをはじめとする楽器の演奏をする場合は高い防音性能が必要ですので、フリータイプにして遮音性能が高い部屋にすることがおすすめです。

価格は、1坪で100万円ほどです。
部屋の広さによっても異なりますが、毎日防音室を使用したい方や自宅スタジオのようなこだわりのある防音室にしたいという方は一度検討してみることをおすすめします。

 

□注文住宅で防音室を作るメリット

 

防音室を作ることで、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

1つ目は、高い防音効果を発揮するため、近所への音配慮が可能になることです。
音を苦痛に感じる方は、少しの音でも耐えられず、悩まれる方が多いです。
特に、住宅密集地の戸建ては距離があれば気にならない程度の音量でも騒音に感じる方もいるのではないでしょうか。

趣味や職業で楽器を家で演奏したり、歌やダンスの練習をしたりする方は防音室が必須と言えるでしょう。
防音室を設置することで、気を遣うことなく楽器を演奏したり、教室を開いたりすることができます。

 

また、子育て中では少しの物音でも気になってしまうでしょう。
家の中に気兼ねなく大きな音を出せる部屋が1つでもあると暮らしやすくなります。

 

2つ目は、ドラムなど楽器やカラオケなどのさまざまな目的で使用できることです。
防音室は音が外部に漏れにくいため、多目的室としても利用できます。
楽器の演奏のために設置したとしても、ゲームや子供の遊び場としても活用できます。

最近では、テレワークをする方も増加したため、防音室を利用する方も増えています。
防音室なら、長時間会議をしていても快適に過ごせますし、社外秘の情報も気兼ねなく話せるでしょう。

 

3つ目は、保温性能が高いことです。
防音室は、気密性が高いので冬は非常に暖かくなります。
さらに、温暖な地域であれば南側に窓を設けることで、冬場も暖房なしで過ごすことができます。

例えば、冬の暖房費がかさんで困っている場合は、初期費用を投資し、防音室を作ることで長期にわたり光熱費を節約することができます。

冬場の寝室に防音室を使用することで、朝の寒さを感じることなく気持ちの良い目覚めを感じることができるでしょう。
また、寒さが苦手な生き物を飼うスペースとして活用する方法もあります。

 

□防音室を作る際の注意点

 

さまざまな用途に使用できる防音室ですが、注意点があります。
ここでは、実際に防音室のある注文住宅の失敗事例を挙げながら、注意点をお伝えします。

 

1つ目は、音漏れが気になることです。
ドラム練習のために防音室をつくったものの、隣のリビングに振動が伝わったというケースがあります。

対策としては、設計段階から防音室の目的をはっきりさせておくことです。
音には、空気を通じて伝わる音、振動によって伝わる音、両方によって伝わる音の3つの種類があります。
外部からの音を防ぎたい場合は遮音対策、内部からの音を外部に漏らしたくない場合は吸音対策、振動を通して伝わる音を防ぎたい場合は防振対策が必要です。

 

2つ目は、熱や湿気がこもりやすいことです。
音漏れを防ぐために気密性を高くしたのは良いものの、換気がしにくく熱や湿気がこもりやすくなります。
熱に弱い音響機器や弦楽器などは温度や湿度に気をつけないと、壊れてしまう可能性があります。
そのため、空調設備を設置することをおすすめします。

 

しかし、エアコンを設置する際、壁に穴を開けるため防音効果は少し弱くなります。
音を外に漏らさないように消音器を設置したり、音を吸収しながら換気できる設備を設置したりすることをおすすめします。

 

□まとめ

 

防音室には、ユニットタイプとフリータイプの2種類があり、騒音トラブルを防ぐために有効的です。
ご自身の使用用途に合わせて、どのタイプにするかを選びましょう。
また、防音室は保温性が高くなりますが、熱や湿気がこもりやすいため、夏は暑くなり利用できなくなる可能性も考えられます。
そのため、空調設備を設置することを忘れないようにしましょう。

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