2017.03.12 イベント情報
部屋名にしばられない家づくり
工務店ネットワークのジャーブネットさんから
定期的に送られてくる冊子から記事のご紹介
普段ワタシが言ってること、思ってることと
似たような考えがシンプルに表現されています
【品詞の揃った家づくり】
少し長いですが、本文を引用させてもらいます。
【LDK】という概念
『現在の住まいは、一般的に【LDK】という概念で語られ、設計されることが多い。
そして、家づくりを始めるにあたっては、リビング、キッチン、寝室など予め決められた
【部屋】を起点に考えることが多いのではないだろうか・・・ 中略・・・
大げさに表現すれば、部屋(=モノ)が暮らし(=コト)を制限していると言えるだろう。・・』
家づくりのアプローチを「コト」からに変えてみる
『・・・オススメしたいのは、コトから住まいを考えてみるアプローチである。たとえば、
「料理をする」ということについて考えてみる。キッチンはあくまで調理のための「設備」
と捉える人もいれば、家族の中心となる「場」と考える人もいる。広いキッチンはいらないが
10人は集まれるダイニングが欲しい人もいるだろう。部屋という「名詞」からではなく、コト
という「動詞」から考えることで、自分や家族がどんな暮らしを求めているかが、より明快に
なるはずだ。ひょっとしたら、「リビング」とういうお決まりの部屋は不要かもしれないし
あなただけのまったく新しいスペースが生まれるかもしれない。・・・・
・・・「ふんわり」とした朝食の時間だったり、「さらさら」な気分で入浴したり、
「美しく」宿題をすることだったり・・・。ちょっと不思議な世界に迷い込むくらいの勇気をもって
自分の感情と向き合ってみる。その思いをプロの手で形にしてもらうことで、単に
「西海岸風」というような安易なスタイリングより、あなたの気持ちをぴたりと表現できる環境が
完成するはずだ。』
想像の翼を広げて 「理想の暮らし」へ
『・・公団主導で標準化されたLDKというスタイル。それは、多くの人にとって
現代の暮らしを反映する優れた公約数であることは間違いない。しかしながら、家づくりの過程で
少しだけ想像の翼を広げてみたなら、ホントの意味での「理想の暮らし」に近づけるのでは
ないだろうか。』
いかがでしょうか?
プランをつくったり、提案する側のワタシ達もついつい縛られがちな
部屋の名前という「名詞」
どんなことをするための部屋か?そこで何をしたいのか
部屋名なしの部屋、スペースからの発想で
楽しく「理想の暮らし」に近づく家づくり
あなたも発想の転換をしてみてはいかがでしょうか?