2017.02.21 イベント情報
暖かい家の為に②
前回は話題がそれ過ぎた感がありましたが
今回、東京へ行った目的は
特に高気密・高断熱の新築住宅に適している
暖房システム
【ハイブリッド輻射式冷暖房システム】の説明会
(今回は暖房についてというくくりで真面目にご説明)
【対流式暖房】と【輻射式暖房】そして【ハイブリッド】
エアコンなど風を出して強制的に空気を動かして暖房する
「対流式」と温度差による自然な空気の対流を使って柔らかく暖房する
「輻射式」を合わせたところが「ハイブリッド」のゆえん
輻射式暖房でイメージしやすいのはオール電化で使われていた
「蓄熱式暖房」でしょうか
「輻射式暖房」は上下の温度差が少なく、エアコンのような不快な風を感じることもなく
体感的にはとても快適で、家全体を温めるのに適していますが
デメリットとしては、
〇自然な空気の対流を使って部屋を暖めるので
温まるのに時間が掛かる
〇イニシャルコストが高い(35坪~40坪の家で物によっては250~300万円前後かかるものもあります)
高気密・高断熱化が進んでエアコン一台で
家全体を温める事も可能になってきていますが
プラン的な自由度やプライバシーの面、個人的な好みもあって
いまいち積極的に提案していない部分もありながら
ヒートポンプを使うエアコンがエネルギー効率が一番いいという事も
解っているので、
エコや省エネという意味でも光熱費という意味でも
今後採用できるものはないかと
いくつかあるこの手の「全館暖房システム」で
目を付けていた中の一つです
説明会で聞いた内容だと
信州のような寒冷地での暖房能力的にも問題なさそうで
しかもイニシャルコストが安いのが魅力
システムの考え方のシンプルさとそれを実現した技術力
にも今のところ共感できるものもあり
採用を検討中です
日進月歩で目まぐるしく新しいモノや技術が登場するこの業界
おかしなものもあるのは事実なので
見聞きする側が、しっかりと見極めないといけません
家を建てる人が自分に合った業者をしっかり
選ばないといけないのと同じですね
信州の家を暖かくする為の
暖房システムの一例のご紹介でした