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2016.07.18 イベント情報

「家造り お金に関するお話①」

資金計画基本の基本
電卓
「家造り 最初の一歩②」
「身の丈に合った家造り」のために「自分は家造りにいくらお金がかけられるか」
まず把握しましょう でした
自己資金+借り入れ金=総予算
単純至極な足し算
では、「自分はいくら借り入れが可能か?」です
ここで出てくるのが「年返済比率」という考え方
金融機関の審査基準であり、あなたがMAXで借りられる限度の基準です
分り易くするためにフラット35の基準で行くと
(世帯)年収300万以上400万以下の方:30%
(世帯)年収400万超700万以下の方 :35%
(世帯)年収700万超の方      :40%
となっていて、他の地銀等も大体同じような感じです
一般的データではこの数字が20~25%(年収の5倍強)だと無理のない月々返済と言われています
土地も購入の場合この数字はちょっと厳しく30%前後が多いようです
実際の計算の方が分り易いので家を建てる方を想定して
総予算を計算してみます
年齢40歳くらいの地方公務員だと
年収600万円位でしょうか(共働きの場合加算も可能)
自己資金:500万円として
まずは、MAXの「年返済比率」から月々返済額を計算
6,000,000×35%=2,100,000 が年間の返済額なので月々に直すと
2,100,000÷12ヶ月=175,000円の月々返済
ここから借入額を逆算です
使う住宅ローンによって金利などの条件も変わりますが
ここでは、分り易くするためにフラット35の今月の金利
0.93%(9割以下)・30年返済・ボーナス返済無として返済比率ごとの借入額を計算してみると
ざっとこんな感じ
借入可能額

(※35%総予算6,000万の場合フラット35の9割以下の金利適用には自己資金が600万円必要)
(自分の年収を表にあてはめて、ローンシュミレーターなどで簡単にはじけます)
家を計画中の方にたまに聞かされる事があるのは、ハウスメーカーさんに見に行って
最初に夫婦の年収を聞かれて、打合せ後いきなりビックリするような金額の見積もりをもって来られたことがある
というたぐいのお話し
お察しの通り、この返済比率から逆算した借入可能額目一杯の見積もりを持ってくる(こともある)ようです
これで、自分の総予算が把握できました
「じゃあ、この金額で(土地と)建物を計画すればいいんだ!!」
とは、決してなりません!!
その辺はまた後日という事で・・・

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