2016.06.04 イベント情報
胸に刺さる言葉
こんばんは
先日ある方にご紹介頂いた、安曇野市の不動産業者さんと
安曇野市穂高柏原で計画されている建売分譲計画の打合せがありました
土地建物で○○万円という形の広告を近々打たれるようです
まだ決まったわけではないですが、ウチも工事で協力させてもらうことになるかもしれません
そこでワタシはその会長に提案してみました
「建売という感じではないかもしれませんが、こんなののっけてプロモーションさせてもらえませんか?」
と提案したのが
そうです
『OACS』の資料
「これをのっけて出すのであれば、よく見る建売の土地建物で○○万円!!っていう安めの金額にはならないですが
ほんとの意味で生涯のランニングコストを考えた高性能でデザインもかっこいい建売ってのもあってもいいのではないでしょうか?」
とまあこんな感じで
『OACS』の場合企画プランもあって提案もしやすいし・・
一応土地の情報自体は好きに使っていいという話を会長から頂いたので
内容を考えてみようと思っています
ちょっと話はそれますが・・
その打合せの場にいた紹介者の方のご近所さんの話が出て、そちらのお宅は敷地の状況からなのか
LDKが西側を向いていてそこがかなり大きな窓になっている
しかもどうもノッペラボウで日射遮蔽できるような形状でもないらしい
当然の事ながら夏は暑くていられない、エアコンをガンガンに入れキッチンの奥の方でしか過ごせない
という事になっているそうです
挙句の果てに床が波打ってきて・・・
しかも、建てた業者がもう無くて(倒産?)ほかの業者に修復の工事をあれこれ頼んで
「安く建てたはいいけれど、後からとんでもなく高いものになった」そうです
「社長、なんであんなことになるんですかね?西側にあんな窓つけて、もし施主の要望だとしても業者からアドバイスとかないもんですか?」
もちろんありますよ!!(うちの場合・・)
家を建てる方も色んな方がいらっしゃるにしても、そこまで極端な開口部の取り方だと当然そうなるし
デザインをどうしても優先するならそれなりの覚悟も必要という事を説明するし
何とか日射を遮蔽しながらのデザインの満足を考えます
そんな話をした後に読んだ雑誌で紹介されていた近江商人の言葉
「顧客の欲しいものを売るな、顧客のためになるものを売れ」(!!)
そして、ドラッカーの
「知りながら害をなすな」
建築屋の責任の重さを感じると胸に刺さる言葉です・・・