Infomations家づくりの豆知識

松本市在住の方で、注文住宅の購入を検討していらっしゃる方はいませんか。
注文住宅を購入する機会が少ない方が多く、わからないことが多々あると思います。
そこで今回は、注文住宅の完成までの進め方と期間について紹介します。

□注文住宅を建てるまでの流れについて

注文住宅を建てるためには、7つのステップを踏む必要があります。

1つ目は、予算検討とイメージづくりです。
まず初めに、予算がどれくらい取れるのか、計算していきましょう。
借り入れを行うことが多いため、どのくらいまで借り入れられるのか、知る必要があります。

加えて、家を建てる場所や間取り、デザインなどもイメージすると良いでしょう。
そのときに、写真を見たり、新しい家が立ち並ぶ住宅街を観察してみたりすると良いでしょう。

2つ目は、建築会社と土地を選んでいきます。
建築会社を選ぶときには、打ち合わせに時間がかけられなくなることを防ぐために、長期間をかけて、ゆっくり行わないようにしましょう。
また、土地を決めないで進めている方は、同時に土地選びをすることをおすすめします。
不動産会社に対して、良い土地が出たら伝えてくれるように頼むと良いでしょう。

3つ目は、間取りプランと見積もりの提示を行います。
建築会社を決めたら、デザイン性や耐震性、断熱性など、自分のこだわりたいポイントを提案していきましょう。
また、見積書を確認するときには、諸経費がどこまで入っているのか確認する必要があります。
諸経費の例としては、アフターサービスや保証制度、長期の修繕費などが挙げられます。

4つ目は、仮契約を結びます。
仮契約を行うときには、キャンセル料がかかるのか、仮契約の申し込みにお金が必要かなどを確認しましょう。
仮契約を終えたら、間取りや見積もりの修正、設備などを詳細に決めていきます。
また、この仮契約を結んでいくのと同時に、お金を借りる金融機関を選び、仮審査を進めていくと良いでしょう。

5つ目は、工事請負契約を行います。
プランや工期、金額などを決めたら、工事請負契約を結びます。
その後、建築予定の建物が法に引っかかっていないか市区町村に申請をし、金融機関とも契約を結んでいきます。

6つ目は、着工です。
工事を行う前に、近隣にあいさつすることを忘れないようにしましょう。
建築現場が家から近い場合、時間があるときに見学できますが、邪魔にならないように配慮する必要があります。

7つ目は、引き渡しです。
注文住宅が完成したら、市区町村による完了検査を受け、検査済証を発行してもらいます。
また、引き渡しをする前に、設備に不具合がないか、立ち会ってチェックを行いましょう。

以上の7ステップを経て、注文住宅の建設が終わりです。

□期間について

続いては、どのくらいの期間がかかるのかについて説明していきます。

最初の予算検討とイメージ作りは、1週間程度で終わらせるようにしましょう。
イメージ作りに関しては、後からでも修正ができます。
詳細にではなく、大きなイメージを持って進めると良いでしょう。

次は、ステップ2〜4までで、2ヶ月程度かかります。
契約する会社を選び、徐々に細かく決めていきましょう。
うまく話がまとまらない場合は、4ヶ月程度になることもあります。

そして、ステップ5において、3ヶ月程度かかるでしょう。
より詳細な住宅使用や設備、インテリアを決めるため、時間を取るようにしましょう。
会社と買い手のイメージに相違があった場合、後から問題に発展する可能性があるため、わからないことは細かく聞くことが大切です。

最後に、ステップ6〜7において、5ヶ月程度かかります。
このステップに関しては、建築会社に任せるため、完成を待つようにしましょう。

以上が、注文住宅の完成までにかかる期間です。
合計すると、1年くらいかかるでしょう。
ただ、インテリアが気に入らなかったり、追加で付け加えたりすると、1年半かかる場合もあるでしょう。

□注文住宅を建てるときのポイントについて

注文住宅を建てるときの2つのポイントについて紹介します。

＊工期に余裕をもつ

通常、いつから住みはじめたいのかを決め、逆算して予定を立てていきます。
そのときに、できるだけ余裕を持った計画を練ることが大切です。
場合によっては、土地の地盤改良が必要だったり、デザインの方向性が決まらなかったりすることがあるでしょう。

＊住宅ローンのタイミングと支払い時期を確認する

費用をいつ支払っていくのか、注意深く確認する必要があります。
一般的には、工事着手金、中間金、完成引き渡し金の3回に分けることが多いです。
ただ、建築会社によって変わる場合があり、お金が足りなくなる可能性があるでしょう。
いつ支払いを行っていくのか、確認しましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の完成までの進め方と、必要な期間について紹介しました。
聞き馴染みのない注文住宅の進め方について、何から手をつけて、どのように進んでいくのかわかったと思います。
いつ頃から住みたいかを考えて、逆算することが大切です。

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