Infomations家づくりの豆知識

松本市で注文住宅をお考えの方はいませんか。
多くの方が家づくりで、心配されていることの１つが防犯面ではないでしょうか。
注文住宅を建てる時、防犯対策が優れた家を作りたいですよね。
そこで今回は、どんな家が泥棒に狙われやすいのか、防犯対策をする方法をご紹介します。

□泥棒に狙われやすい家の特徴とは

泥棒に狙われやすい家には共通の特徴があります。

＊下見のしやすさ

泥棒は用意周到に犯行を実行します。
そのため、下見がしやすい家が狙われやすいのです。
そこで、どんな敷地の家が下見されやすいのか詳しく見ていきましょう。

敷地の一辺が前面道路に接している家は家自体が道路に接する部分が多いため、下見がしすい家です。
また、敷地の2面が道路に接している家も下見しやすいです。
一方、路地の部分だけが道路に接していて、その奥に敷地がある家は下見されにくいでしょう。

泥棒は下見で、その家に住んでいる家族の動向を見ています。
具体的にはいつ家が留守になるのか、何時に寝るのかといったことを確認しています。

＊防犯性の低い窓の位置とは

泥棒は人目を気にします。
そのため、家の窓の位置が重要です。
例えば、道路の反対側にある窓や、道路から見て奥にある家は狙われやすいでしょう。
なぜなら、道路から見えないということは人目にもつかないからです。

□防犯対策のための土地選びとは

防犯対策の家づくりは土地選びから重要です。
では、防犯のために避ける方が良い土地をご紹介しましょう。

１つ目は、目の前に公園がある土地です。
公園は昼は人通りが多い場所ですが、夜は人通りが少なく、泥棒にとっては好都合の場所です。
なぜなら、公園に隠れていても気づかれる可能性が低いからです。
子供がいる家族にとって、目の前に公園があることは魅力的ですが、防犯のためにはおすすめしません。

２つ目は、人通りが少ない路地や死角の路地に面している土地です。
坂による高低差が多い土地は、特に気をつけましょう。

３つ目は、共働きや核家族、一人暮らしが多い土地です。
防犯対策には、周りの家の環境も大切です。
街全体が共働きや一人暮らしの人が多い場合、日中は人が家にいる時間が少なく、人通りも少ないので泥棒にとっては好都合ですよね。
注文住宅を建てる時は、周りの家の状況を確認しましょう。

□住宅における防犯対策とは

住宅そのものに施す防犯対策について紹介しましょう。

１つ目の防犯対策は、泥棒に侵入されやすい窓の対策です。
防犯ガラスを設置することが一番効果的でしょう。
これによって泥棒が窓を割り、侵入することを防げます。
しかし、防犯ガラスの設置には高い費用がかかるので、予算との相談が必要になるでしょう。

また、クレセント周りを強化することも効果的です。
多くの泥棒は窓を少しだけ割って、手でクレセントを解除し、侵入することが多いです。
そのため、暗証番号付きのクレセントを設置したり、防犯フィルムを貼ったりしていると、防犯対策としては効果的でしょう。

他にも、二重ロックをかける対策があります。
クレセントだけでなく、窓に補助錠をかけることで、窓を開けられることを防げるでしょう。
このように、予算を考えて最適な窓の防犯対策を施すことが肝心です。

２つ目の防犯対策は、玄関です。
窓の次に玄関からの侵入が多いです。

玄関の防犯対策には、補助錠をつける対策を試してみてください。
ピッキングに時間がかかって泥棒が侵入を諦める可能性が高まります。
そのため、少しでも侵入に時間がかかるように対策しましょう。

また、隙間を防犯することが大事です。
泥棒は玄関の隙間にL字型の工具を入れて、こじ開ける方法で侵入するケースがあります。
これに対しては玄関の隙間にガードプレートを設置することで防げます。

他には、サムターン回しへの対策をすると良いでしょう。
サムターン回しとは、玄関にドリルで穴を開けて、内側のサムターンを回し、侵入する方法です。
これを防止するために、サムターンカバーを設置してください。

３つ目の防犯対策は、監視カメラを玄関や窓周辺に設置することです。
泥棒は侵入しやすい家なのかを予め確認します。
監視カメラがつけられていることを知った泥棒は、侵入を試みることさえしないでしょう。
また、万が一泥棒に侵入されたとしても、監視カメラの映像を証拠として警察に提出できますよね。
現在では、手頃な金額で買える監視カメラがあるので、ぜひ検討してください。

これらの対策を万全にすれば、泥棒から侵入されるリスクは減るでしょう。
防犯対策を設置するには、費用がかかるので、注文住宅を建てる時に建築会社に十分に相談しましょう。

□まとめ

狙われやすい家の特徴と、防犯対策の方法をご理解いただけたでしょうか。
防犯対策は土地選びから家の設計まで、全てに気を配る必要があります。
注文住宅を建てる土地の環境や家の特徴に合わせて、防犯対策を心がけましょう。
万全な防犯を施して、損はありません。
家族が安心・安全で暮らせる注文住宅を作りましょう。

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