2020.05.07 家づくりの豆知識
松本市に注文住宅を建てたい方必読!間取りを決める打ち合わせについて解説!
松本市に注文住宅を建てたいとお考えのあなたへ、今回は間取りを決める打ち合わせについて解説いたします。
打ち合わせを成功させるためのポイント、打ち合わせの流れと仕上げ材サンプル、確認時の注意点も併せて解説いたしますので、間取りの打ち合わせをスムーズに進めるための参考にしてください。
□間取りを決める打ち合わせの期間・回数は人によってさまざまである
間取りを決める打ち合わせの期間・回数は人によってさまざまです。
打ち合わせ期間の平均は3~6ヵ月、回数の平均は5~10回程度ですが、こだわりが多い方ほど期間が長く、回数も多くなるでしょう。
打ち合わせの期間・回数は、長く多ければ良い、短く少なければ良い、と一概には言えません。
手間暇かけて検討したい方もいれば、スピーディーに事を進めたい方もいるからです。
あなたはじっくり長時間派・要領よく短時間派、どちらのタイプでしょうか?
いずれにせよ注文住宅を建てる場合は、新居で新生活をスタートさせる時期が決まっていることが多いです。
そのため、その時期を目標に、打ち合わせの期間・回数を調整することも大切です。
□間取りの打ち合わせを成功させるためのポイント4つ
注文住宅を建てる時、失敗が起きやすいのが間取りです。
マイホーム完成後「こんなはずじゃなかった」と不満に思う方は少なくありません。
完成後の間取り変更は大規模なリフォームとなる場合があり、費用もかさむので避けたいところです。
そこで今回は、間取り打ち合わせを成功させるためのポイントを4つご紹介いたします。
*希望の間取りと業者の得意分野がマッチしているかリサーチ
注文住宅の施工業者にはそれぞれ得意分野があります。
希望の間取りが出来上がるかどうかは施工業者の腕にかかっていますから、希望の条件を得意分野とする業者を探して契約するのがベストです。
*不明点・疑問点は必ずその都度確認
打ち合わせを行う中で出てくる不明点・疑問点は、その都度確認し解決していくことが大切です。
「きっと大丈夫だろう」と楽観視していると、あなたと設計士の間取りイメージが食い違い、トラブルになることも考えられます。
気になる事はどんどん質問し、あなたと業者で住宅イメージを共有しましょう。
*プロの反対意見を参考に間取りを検討
あなたの希望を業者に伝え、間取りに反映させることはもちろん大切ですが、間取りのメリットやデメリットを熟知しているのは、やはりプロの設計士です。
例えばあなたが、お子様の子供部屋を間取りへ組み入れるとします。
その場合、新居完成後に考えられるデメリットとしては「子供がほとんどの時間をリビングで過ごし、子供部屋を使わない」というパターンが挙げられます。
事前にデメリットを把握していれば、子供部屋を書斎や納戸としても使える形にするという対策ができるでしょう。
住宅完成後の「想定外」を予防するため、希望の間取りに対するプロの反対意見を参考にして頂くことをおすすめします。
*間取りを最終決定する前に時間を置く
間取りを最終決定する前には、少し時間を置きましょう。
打ち合わせ自体の回数も、できれば複数回行うのがベストです。
1回の打ち合わせで間取りを決定してしまうと、後で「やっぱりこうすればよかった」と悔やまれる方が多いのです。
また最終決定後に間取りを変更するとなると、発注済材料費等の費用負担が発生する可能性もあります。
住んで納得の間取りにするため、最終決定前には1度帰宅するなどしてじっくり考える時間を作りましょう。
□間取り打ち合わせ前後の流れをご紹介
注文住宅の打ち合わせはどのような流れで進むのか、間取りの打ち合わせを含めて解説いたします。
・資金計画の打ち合わせ
住宅の設計・仕様等について話し合い、総予算をふまえて資金計画を立てます。
希望の間取りや総予算を事前に準備しておくと、1~2回の打ち合わせで仮契約を結ぶことができます。
・間取りの打ち合わせ
仮契約後、敷地調査結果とあなたの希望を元に間取りの打ち合わせを行います。
間取りの他、建築材やトイレ・キッチン等の住宅設備も決定していきます。
・仕上げ材の打ち合わせ
仕上げ材とは、屋根や外壁・内装などに使用する、直接目にする部分の材料のことです。
デザイン・機能性を考慮しながら選択します。
間取りを含めた設備・仕様がほぼ確定した時点で、本契約を結びます。
□仕上げ材サンプルを確認する際のアドバイス
仕上げ材の打ち合わせではサンプルを見て、色合いや質感を比較検討する場面があります。
そこで知っておいて頂きたいのが「サンプルの大きさで材料の色の見え方が変わる」ということです。
「色の面積効果」をご存知でしょうか?
明るい色は大きい面積の方が明るく薄い色に見え、暗い色は大きい面積の方が暗く濃く見える現象のことです。
これを知らずに小さいサンプルを見て仕上げ材を決めてしまうと、外壁・内装の色が想像していたより薄く見えたり、暗く見えたりしてがっかりという事になりかねません。
そのため、材料サンプルは、できれば大きいサイズのものを用意してもらいましょう。
大きいサイズのサンプルがない場合でも「色の面積効果」を覚えていれば、住宅完成後の色あいが、ある程度サンプルと異なって見えることを意識して選ぶことができます。
□まとめ
後悔しない間取り決定のポイントは、あなたの希望を得意分野とする業者を選び、不明な点はどんどん質問、プロの反対意見に耳を傾け、最終決定前にしばらく日にちを置くことです。
仕上げ材は大サイズのサンプルを確認、あとは打ち合わせの流れを頭に入れておけば、あなたの希望に叶った間取りが出来上がるはずです。
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