2020.03.23 家づくりの豆知識
松本市在住の方へ!注文住宅でキッチンを作る際の失敗を紹介します!
松本市で注文住宅をお考えで、キッチンを重要視しておられる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
キッチンの間取りを考える際に押さえておくべきポイントや失敗例を事前に知っておきたいですよね。
そこで今回は、キッチンの作る際の失敗を実際のケースをまじえて解説します。
□キッチンの間取りの考え方
キッチンの間取りを考える際に意識しておくべきなのは、物の配置の仕方です。
面積が同じでも物の配置の仕方ひとつで動線が変わってきます。
システムキッチンを例に挙げて考えてみましょう。
システムキッチンにはI型とL型があります。
I型の場合は横の移動距離が長くなる一方で、L型キッチンはほとんどその場を動くことなく作業ができるでしょう。
このように、配置の仕方が家事動線にダイレクトに影響することが分かります。
キッチンの失敗例で多いのは、アイランドキッチンを設置した間取りです。
アイランドキッチンは、キッチンとリビングの境目を分かりにくくするという特徴が考えられるでしょう。
これには、家族のコミュニケーションをより円滑にできるというメリットもありますが、一方でデメリットもあります。
生活感が出るのを避けるため、周りにものを置けないのに加えて、収納スペースが少なく、使い勝手が悪いという声が多いです。
では、キッチンの間取りを考える上で何を優先にすれば良いのでしょうか。
それは、家事動線です。
特に専業主婦の場合、一日の多くの時間をキッチンで過ごします。
キッチンで効率良く作業ができるように間取りを考えたいですよね。
短い移動距離で料理などの作業ができるようにキッチンのレイアウトをすることが重要です。
□キッチンでありがちな失敗例
キッチン周辺に関してよくある失敗例のひとつは、据付の食洗器の設置です。
洗い物の手間を省きたいと思って、食洗器の設置を検討している方は少なくないでしょう。
食洗器にはもちろんメリットがありますが、デメリットがあることも確かです。
例えば、故障した際に高いメンテナンス費用がかってしまった、上から食器を入れる様式に慣れない、などの声もあがっています。
メリットとデメリットの両方を理解したうえで、取り付けるか否かの決断をするのがベストでしょう。
他のよくある失敗例は、調理家電のアンペア数が足りなくなって後悔するというケースです。
キッチンまわりには、コーヒーメーカーや炊飯器、電子レンジ、トースターなど家電がたくさんありますよね。
これらの家電のいくつかを同時に使用した際に、ブレーカーが落ちてしまうことがあります。
その原因は、当初に想定していたよりも多くのキッチン家電を使っている、または最初に最大のアンペア数を確認していなかったことが考えられます。
これに対して、「一度に使うキッチン家電の数を制限する」、「最初にアンペア数の確認をしっかりチェックしておく」などして、気を付けると良いでしょう。
最後に、ごみ置き場に関する失敗例をご紹介します。
ゴミ箱は燃えるゴミや燃えないゴミ、ビン・カン、再利用できるものの4つに分類されますよね。
となれば、ごみ箱を4つ設置する必要があります。
そのスペースをキッチンまわりに確保しておくことが重要です。
□失敗した際の対処法
キッチンでよくある失敗に、キッチン照明に関するものとキッチン収納に関するものがあります。
この2つの失敗に対処するための方法を解説します。
*キッチン照明における失敗への対処法
照明設備のスイッチを色々な場所に付けすぎた、照明設備のスイッチによってキッチン家具が置けないといった失敗例が多いです。
この失敗を防ぐためには、キッチンの照明設備のスイッチをできる限り1か所にまとめるのが有効でしょう。
「使わないスイッチが出てしまう」、「スイッチが邪魔になって家具などが置けなくなってしまう」といった事態を避けられます。
*キッチン収納における失敗への対処法
キッチン収納に関してよくある失敗例には、キッチンワゴンを設置したが使いづらい、キッチン家電の寸法と収納スペースのサイズが合わなかったなどがあります。
壁面の収納や頭上の収納を設置してみたものの、使い勝手をあまり考慮していなかったために、あまり使わなくなってしまったというケースが多いです。
このような事態を避けるためには、キッチンで作業する際の動線を意識して収納スペースを決めるのが良いでしょう。
また、設置する収納スペースの用途をしっかり決めるのも効果的です。
収納は多ければ良いというものではありません。
どこの収納に何を収納するのかを事前にある程度決めておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅でキッチンの間取りを決める際の失敗例を紹介し、失敗しないための対処法についても解説しました。
家事動線をしっかり意識して、間取りやキッチン設備の配置を検討するのが良いです。
家族全員が快適に使えるキッチンにするために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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