2022.07.23 家づくりの豆知識
採光について詳しく解説!松本市で明るい注文住宅にしましょう
松本市にお住まいで、注文住宅の採光についてお悩みの方はいらっしゃいませんか。
採光はどのように注意し、計画するのかわからない方も多いでしょう。
採光一つで生活の質は大きく変わりますので、ご自身にあった採光にしたいですよね。
そこで、今回は、注文住宅の採光について解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
□採光について解説!
住宅においての採光についてどれほどご存知でしょうか。
採光は、住宅づくりにとって必要不可欠なものです。
また、注文住宅であれば自由に内装を決められるため、住宅を建てる前に採光について詳しく知っておく必要があります。
そこで、ここではそんな採光について詳細に解説します。
採光について把握し、明るい光が差し込む素敵な住宅にしましょう。
前述でも述べたように、採光は住宅にとって欠かせないものです。
それを表すように、住宅を建てる際には一定数の自然光を取り入れることが建築基準法で定められてます。
ただし、土地の場所や周りの建物の高さなどによって、必要な窓の大きさや量は異なります。
そのため、窓何個分という目安はありません。
建築基準法で定められている一定数の自然光が取り込めているかどうかは、住宅を建てる前にしっかりと確認しましょう。
窓の大きさも一定の基準を満たした大きさでないといけません。
この、必要な一定の窓の大きさを、有効採光面積と言います。
採光補正係数は、住宅の用途や地域によって異なります。
「どこの地域でどのような建物か」
「窓をつける位置」
の2つによって決まります。
ぜひ、この2つについて理解し、スムーズな採光計画にしましょう。
□松本市の住宅の窓に関する法的規則について解説!
前述では、住宅を建てる際の採光について解説しました。
窓には、採光以外にも定められている法的規則があります。
ここでは、そんな窓に関する法的規則について詳しく解説します。
*採光
採光に有効な面積は、1居室の床面積に対して7分の1以上が必要です。
*換気
換気に有効な面積は、1居室の床面積に対して20分の1以上が必要です。
*防火
防火地域や準防火地域では、延焼のおそれがある部分に法令で定められている構造の防火戸や防火設備などが必要です。
これらの法的規則が採光、換気、防火それぞれに設けられています。
ただし、「有効な」という言葉には注意する必要があります。
窓を作る際、全てに有効な面積というわけではなく、隣家境界線や建物の距離などによって細かく規制されています。
換気の場合、引き違い窓なのか、縦すべり出し窓なのかによっても異なります。
窓の大きさだけでなく、窓の形なども確認しておきましょう。
防火に関しては、燃え広がらないために設けられた規則なので、規則をしっかりと守りつつ、仮に火災があった際でも逃げやすい窓などを選ぶと良いです。
このように、明るさだけを考慮して採光計画を立てるのではなく、安全面もしっかりと考慮して、安心安全で明るい雰囲気の空間にするために規則があります。
今回の記事で、窓の法的規則についてしっかりと把握することで、より窓を選ぶ際にスムーズに進められるでしょう。
ぜひ、参考にしてくださいね。
□松本市で採光計画時に注意するべきポイントについて解説!
ここまで採光や窓について解説しましたが、採光は案外失敗しやすいです。
何に注意して採光を考えるべきかわからない方も多いでしょう。
失敗してもすぐに変えられませんので、事前に注意すべきポイントについて把握しておく必要があります。
採光計画時に注意するべきポイントは、以下の通りです。
・季節や時間によって異なる採光の差し込み角度や方角を考慮する
・窓を設置する場所は外からどのように見えるのか
・窓の位置や大きさは生活スタイルに合わせて考える
・キッチンでは収納と窓のどちらを優先するのか決めておく
・天窓を設ける際は方位も考慮する
・採光が強い場合の対策方法を考えておく
・真夏の西日や朝日などの差し込む光についても考慮する
これらに注意するとより快適な採光にできます。
ただし、どこまでどれほどの光の量を居室に届けたいのか、周辺の建物の高さなどの状況によっても異なってくるため、目安程度で捉えることをおすすめします。
注文住宅では、ご自身の理想の住宅に沿って自由に内容を決められるのがメリットですので、それぞれの部屋ごとに採光計画を変えやすいでしょう。
ぜひ、これらの採光計画時に注意するべきポイントを把握し、スムーズな採光計画やより良い採光を取り入れ、明るい住宅にしてくださいね。
□まとめ
今回は、注文住宅の採光について解説しました。
また、採光計画時に注意したいポイントについても解説しました。
採光は、住宅にとって欠かせないですし、人間の健康にとっても欠かせないものです。
そして、採光次第では電気代の節約にもつながることもあります。
ぜひ今回の記事を参考に、採光について把握し、より良い採光にしてくださいね。
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