松本市で注文住宅をお考えの方に向けておすすめの防犯対策を解説します！

家づくりの豆知識

2022.05.07 家づくりの豆知識

松本市で注文住宅をお考えの方に向けておすすめの防犯対策を解説します！

安心して毎日生活するためには、住まいの防犯性を高めることが重要です。
防犯対策は、特に小さなお子さんがいるご家庭では気になるところですよね。
そこで今回は、おすすめの防犯対策をご紹介します。

□泥棒が下見しやすい家の特徴をご紹介！

実は、泥棒が狙う家には下見がしやすいという共通点があります。
どのような犯罪でもそもそも被害にあわないに越したことはありませんよね。
ここからは、泥棒の約半数がするという下見を容易に行えてしまう家の特徴をご紹介します。

まずは、家の敷地と前の道路がどのように接しているかを見てみましょう。
この敷地と道路の関係は大きく3つに分類できます。

1つ目は、前の道路に敷地の1つの辺がピッタリとくっついている場合です。
このように敷地と道路が接している部分が長く、家が直接道路に面していることにより、家の下見がしやすいです。

2つ目は、路地の部分だけが前の道路に接していて、その奥に敷地がある場合です。
この場合、道路から家の様子をうかがうことが困難であり、下見の難易度が上がっています。
しかし、敷地に入られてしまうと外部から中が見えなくなり、むしろ犯行が行いやすくなるという危険性があります。

3つ目は、敷地の2つの辺が道路に接している場合です。
2つの方向から家の様子をうかがえるため、下見がしやすい形状です。

あなたの家はどのタイプでしたか。
ここからは、泥棒が下見でどのようなことを確認しているのかをご紹介します。

彼らは、家が留守になる時間帯、侵入するのにちょうど良い窓や扉の有無、鍵のついている場所などを確認します。
また、ポストに郵便物がたまっている家は長く留守にしている可能性が高いので、そこも確認することが多いです。
家の周りにいたずら書きやゴミが放置されていたり、庭の手入れがされていなかったりする場合は家の管理に無頓着なことがわかります。
また、犬を飼っているか、外からでも2階に上がれるかなど下見だけでも多くのポイントを確認しています。

□おすすめの防犯対策を場所別に解説します！

もしも泥棒に狙われてしまったら、どのような防犯対策をすれば侵入を防止できるのでしょうか。
ここからは、おすすめの防犯対策を窓、玄関、勝手口、ベランダとバルコニー、外回りの5つに分けて場所別にご紹介します。

1つ目は窓です。
さまざまな種類がありますが、特に大きな掃き出し窓を配置する場所には気をつけなければいけないポイントがあります。
それは、周囲からの見通しが良くて、近づくためには敷地の中を通る必要がある場所に設置することです。
鍵さえ開けられれば容易に侵入できるため、防犯ガラスを採用してしまうというのも手段の1つでしょう。

また、バスルームやトイレなどの人目につかない場所の窓は大人が出入りできないくらい小さくしましょう。
さらに、面格子を設置しておくことで侵入を防止する効果が期待できます。

窓の横のレバーを回転させて開閉する窓を設置している場合も、ガラス板が容易に外れる構造です。
そのため、面格子を設置することをおすすめします。

2つ目は玄関です。
日ごろからさまざまな人が近づく場所なので、玄関の扉を開けなくても訪問してきた人の様子がわかるようにインターホンを設置しておくことをおすすめします。

また、ピッキングが困難な鍵を使用することが一番効果的です。
外の光を入れるために設けられているガラスにも注意しましょう。

3つ目は勝手口です。
設置している家は近年少なくなっていますが、玄関以外にも家に入れる場所があるのは便利です。

しかし、鍵が簡易的である場合が多くあるので、注意が必要です。
泥棒は人に見られることを嫌うため、鍵を二重にするなどして侵入に必要な時間を増やし、途中であきらめさせられるようにしましょう。
ドアを厚くすることも効果的です。

4つ目はベランダとバルコニーです。
室内とつながっているベランダとバルコニーを囲むように壁を設置する場合には、高さとデザインに注意しましょう。
一見防犯性が高そうですが、壁が格子状でない場合や高さがある場合は泥棒が履いても人目につきません。
そのため、泥棒に入られる危険性が高いです。

5つ目は外回りです。
家に侵入するための足場になり得るものがないかチェックしましょう。
屋根をつたって2階から侵入してくる可能性は十分考えられます。
砂利や、人が近づくと自動で光るライトは泥棒対策に効果的ですよ。

以上、防犯対策のポイントをご紹介しました。
家づくりの際には、しっかりとこれらのポイントを押さえてくださいね。